緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

山陰・山陽・大和地方小旅行記(2)

2021-10-02 22:35:23 | 旅行
(前回からの続き)

旅行記などと言っても、面白いものではない。
単にどんな旅だったか後で思い出せるようにするための備忘録のようなものかもしれない。
裏を返せば、それだけ記憶に残らないような程度の寂しい旅だったということか?。
一側面から見るとそう見えるかもしれないが、自分にとっては日常を離れ、自分というものに向き合う時間を十分に取れる、恰好の機会でもあるのだ。

前置きはこのくらいにして本題に入りたい。
記録は手帳に細かく書いておいた。
普段しゃべらない人は書くことでその代用をしているようなものだ。
今回の小旅行記はこの記録を出来るだけ忠実に再現するようにしたい。
しかし断っておくが、これは殆ど自分の為に書いているようなものなので、面白味に欠けるものになるので退屈に感じたら飛ばしてもらって一向に構わない。

9月20日(月)
自宅から歩いて3分ほどのバス停から、5:53発の某JR駅行きのバスに乗車。
天気は雲一つ無い快晴。ただ朝家を出て東京駅に向かう列車に乗っている間までは肌寒く感じた。
ジャンパーを持ってきた方が良かったかと少々後悔する。

東京駅には7時過ぎに着いたが、定期券でいったん改札を出ようとして間違って新幹線の乗車改札口に入ってしまう。駅員に事情を説明し、定期券の記録を無効にしてもらって既に購入しておいた新幹線乗車券で入り直したが、その時、スイカでもある定期券も改札でタッチしてくれと言われた。
こんなやり方初めて。料金は取られないと言われたが大丈夫なのか。ちょっと心配になる。
乗車する新幹線は7:42発のぞみ81号、広島行きだ。





東京駅からの乗客はまばらだ。緊急事態宣言は9月30日までなので、いくら感染者が減少してきているとはいえ、通常の乗車率まで回復するのは相当の期間を要すると思われる。
7:42、定刻で東京駅を発車。
それにしても快晴だ。絶好の旅行日和だ。コーヒーが飲みたくなってきた。禁断症状だ。
車内販売はやっているのか。さすがに新幹線は速い。
今回の旅行の最初の下車駅である姫路到着まで3時間。さて何をして過ごそうか。

旅程を確認する。当初計画していた3日目のスケジュールを変更して、奈良観光にするかどうかだ。
8:43、静岡駅を通過。ここに講習会で親しくなった方が住んでいる。意外に山々がすぐ迫った所だ。
ここには過去に2回訪れたことがある。1回目は当時走っていた急行「東海」(鉄道ファンなら分かるね)に乗りたくなって、すぐに東京駅に向かって乗車した時だ。随分昔だ。
2回目は5年くらい前だったか、静岡大学マンドリンクラブの定期演奏会を聴きに行ったときだ。
この定期演奏会は記憶に残る素晴らしいものだった。この大学はいい大学だ。コロナが収束したらまた聴きに行きたい。
静岡はいい所だと思う。言葉は関東圏だ。
今まで訪れた所で直感でいいなと感じた所は、この静岡と福島、弘前、鳥取などだ。

掛川を過ぎたあたりから雲が拡がってきた。関西方面の天気はどうなのか。
車窓の景色を見ていると、日本は大きな都市と都市の間にはまだまだ緑が多いことに気付かされる。
それでも食料自給率が低いのは何故なのだろう。

9:5?(メモ判読不能)、京都着。ここでかなりの乗客が降りた。
天気は快晴に戻る。観光目的の乗車だろうか。

それにしても気になるのが、車内の通路を頻繁に行き来する2人1組のJR社員と警備会社のユニホームを着たガードマン1名だ。
何の目的でパトロールしているのか。
10:10、新大阪着。あと30分で姫路に着く。ここから鳥取に向かうが、切符は買っていない。
乗り換え時間20分で普通乗車券や特急券を買えるか。気になるところだ。
10:24、新神戸着。長いトンネルを抜けてすぐの所に駅がある。わりに小さな駅だ。
25年くらい前に1度利用したことがあったのを思い出した。
姉がシンガポールから一時帰国した時に、北海道の母や兄も神戸で落ち合って、短いひとときではあたが、家族で久しぶりに一緒に過ごした所だ。
この時に私は大阪まで夜行バスに乗って、大阪から北近畿タンゴ鉄道のサンダーバードという特急に乗って天橋立やその先の、何という町だったか思い出せないが、軒下が海になっていてそこから舟が出せるような構造の家が密集した町を訪れ、その帰りに神戸に寄ったのである。もう随分昔のことだ。


(ワクチン接種2回目だったこともあり、眠くなってきた。今日はこの辺で終わりにしたい。
全部書き終えるのに20回くらいに分けて投稿しなければならないだろう。
まあ気長に書いていくことにしよう)
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