緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

グラナドス作曲「スペイン舞曲第2番 オリエンタル」を聴く

2021-10-01 23:21:30 | ピアノ
だんだんと秋らしい秋になってきた。
一番好きな季節かな。

日本酒を飲みながら、静かな夜に相応しい曲を聴いてみたいと思った。
「スペイン舞曲第2番 オリエンタル」

Youtubeでグラナドスの自演が見つかった(ピアノロール)。

この曲を初めて聴いたのが、ギター2重奏による編曲で、ジュリアン・ブリームとジョン・ウィリアムスによるライブ録音だった。
1981年のことだったと思う。FMラジオからカセットテープに録音した。
この演奏、CDやYoutubeでも見つからない。何故だろう。
ジュリアン・ブリームとジョン・ウィリアムスの演奏はロ短調に編曲されていた。
恐らくカポタストを使っていると思う。

この2人による2重奏を聴いて、この曲を実際に演奏したくなってギター3重奏に編曲し、大学時代のマンドリンクラブの卒業演奏会で演奏した。
その時の編曲譜が残されていた。





この時は卒業していくギターパートの4年生と一つ下の1年生の後輩の3人で演奏した。
この1年生の後輩とは3年前の50周年記念演奏会で30数年ぶりで再会した。
学生時代よりも若返って見えた(?)のがびっくりで、でも雰囲気は変わっていなかったので安心した(当時は硬派だったけどちょっと柔和になったくらいか)。
4年生だった先輩は今どうしているのだろう。
秋田に本拠地を置く大手鉱業メーカーに就職したと聞いたが、私が4年生のときに葉書が届いたきりで、その後は音信普通だ。
せめて50周年のときは会いたかった。

このスペイン舞曲第2番、ギター2重奏でもよく演奏される。
独奏でも、難しいが編曲譜は複数ある。

いつかこの曲を重奏で演奏してみたい。

しかし静かな夜だ。
こういう静かな夜に、秋の虫の鳴き声を聴きながら、素朴で静かな曲を聴く、こういうのをささやかな幸せというのだろうか。
こういうひとときをたくさん積み上げていかれれば、と思う。

Granados plays Granados "Oriental" from Danzas españolas
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