緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

テデスコ作曲「ギターのための子守唄」を聴く

2023-07-30 00:36:20 | ギター
かなり昔(30年くらい前だと思う)に、目白のギタルラ社で買った楽譜で、一度しか弾かなかったものがあった。

MRIO CASTELNUOVO TEDESCO Ninna Nanna per chitarra (マリオ・カステルヌオーヴォ・テデスコ作曲 「ギターのための子守唄」)





楽譜をよく見てみると、グリーティング・カード 作品170番 と呼ばれる21曲からなる組曲の中の第14番のようだ。





このグリーティング・カードと呼ばれる組曲は、ギタリストを中心に副題に個人名が記載されている。
第1番のアンドレス・セゴヴィアから始まって、ジークフリード・ベーレント、高橋功、クリストファー・パークニング。レイ・ラ・トーレ、オスカー・ギリア、アリリオ・ディアス、エルネスト・ビテッティ、松田二朗などおなじみの名前が並ぶ。

この楽譜「Ninna Nanna per chitarra」はEugene Robin Escovado(ユージン・ロビン・エスコヴァード)という男性のために子守唄(Lullaby)として作曲されたらしいが、曲順としては楽譜に記載されている第14番ではなく第5番となってなっている。

Youtubeにあったので貼り付けさせていただく。
単独で演奏されることはまれで、殆ど知られることもない埋もれた曲のようだ。

Greeting Cards, Op. 170: No. 14, Ninna Nanna, a Lullaby for Eugene


全曲録音もあった。

Greeting Cards, Op. 170: V. A Lullaby for Eugene to Eugene Robin Escovado
コメント    この記事についてブログを書く
« クリスチャン・ツィメルマン... | トップ | 思い出すべき音 »

コメントを投稿

ギター」カテゴリの最新記事