緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

リア・サイド内張り交換(5)

2019-03-02 20:02:07 | 
(先週からの続き)

縞鋼板を現車のリア・サイドに仮固定し、開けた穴がずれていないか確認する。
ズレはプラスマイナス1mm程度だと思っていた。
もしずれていたら金ヤスリで微調整すればいい。
オレンジの柄の金ヤスリを2、3本持っていたが先週は探しても見つからなかった。
今日探したら1本だけ見つかった。
かまぼこ型のヤスリだった。



これ以外に丸棒と三角棒のヤスリがあったはずだが出てこなかった。

先週偶然見つけた、いつ買ったか分からない真鍮製の六角ボルトM6×15,六角ナット、ワッシャ、スプリングワッシャのセット。



たったの3セットしか入っていなかった。
不足分はホームセンター買い足しするすることにする。

穴のずれ具合を確認するために縞鋼板をリア・サイドに仮置きする。
板がずれないように両端をボルトで固定しようと試みたが、上手くいかない。
表側からボルトを入れるのではなく、裏側からボルトを入れ、ナットとワッシャで固定する構造をとる。
従って、表側からはナットとワッシャしか見えない。



ボルトで固定できなかったので、そのまま手で押さえて穴のズレを確認する。

予想に反して穴のズレは大きかった。
±1mmどころではない。
±2、3mmもある。
上手くいかないものだ。
原因はダンボールの型が柔らかいため、穴の型取りをする際に、たわんだり、微妙に曲がったりしてずれてしまったのではないかと思われる。
穴の位置を補正するには、金ヤスリではとても時間がかかってしまう。
そこでやむなく電動ドリルで穴を拡げることにした。

削る位置をマジックでマーキングする。



電動ドリル刃の一番太いサイズを取り付け、穴を削っていく。



拡げた穴。



縞鋼板の裏側にバリが出来ていたので、金ヤスリで削って取る。



そして再度、リア・サイドに仮置きして穴のズレ具合を確認する。
すると意外にも穴は前よりもずれていた。なんで?
縞鋼板を固定する位置が完全に決まられないからだ。
ぴったり板が1mmも狂わず常に同じ位置に固定する構造になっていない。
だから仮置きするたびに位置がまちまちとなり定まらないのだ。

仕方ないので再び穴を拡げるために再度マーキングし、電動ドリルで削る。
そしてまた現車に仮置きして確認。
うーん、まだ結構大きくずれている。
また穴を拡げることを繰り返す。

最初は穴を綺麗に開けようと丁寧にやっていた。
しかしここまで何度もずれてしまうと、丁寧にやろうとする気持ちが萎えてくる。
そして穴は先週のφ6mmからφ10mmくらいにまで拡がっていった。
形は綺麗な丸ではない。
楕円形、おむすび形、だるま形などさまざまな形になってしまっていた。
もう形なんてどうでもよかった。
バリなど取る気持ちも起きない。

現車に仮置きして確認したら、まだずれていた穴があったがここで妥協することにした。
ボルトがもしきつかったら金ヤスリで削ればいい。
もうドリルはうんざりだ。

さて次は塗装だ。
シャーシーブラックが大量に余っているはずだから、これを塗ることにしていた。
シャーシーブラックを、スプレー缶が入ったカゴから探してみると、なんと無いではないか。
これだから計画性の無い、用意周到さに欠ける人間は困るのである。
かすかな記憶だが、3年前の引っ越しの際に、ブレーキクリーナーと一緒に捨てた可能性がある。
団地のゴミ置き場の黄色のコンテナに入れた場面がおぼろげに蘇ってきた。

今日は仕方ないので塗装はあきらめ、足りないボルトとシャーシーブラックを買いに、車でカインズホームまで行く。
ボルトは真鍮製だ。
だが、穴を拡げたので六角ボルトではないくタッピングねじの方がいいのではないかと思い、サイズの大きなタッピングねじを探す。
しかしM6以上のサイズは売っていなかった。
M6だとゆるゆるだ。
次に真鍮製の六角ボルトを探したが、真鍮製の六角ボルトは1本も売っていなかった。
鉄+溶融亜鉛メッキと鉄+電気亜鉛メッキとSUSしか売っていない。
電気亜鉛メッキは該当サイズが無い。
SUSは値段が高い。
仕方なく溶融亜鉛メッキのボルトにすることにした。
サイズはやや短めのM6×12、M6の六角ナットと、サイズの大きいワッシャをばら売りで買う。
16セットで384円。



ワッシャのサイズを大きくしたのは、穴を拡げたからだ。
シャーシーブラックは298円。



2週間後はいよいよ塗装と取付だ。

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