緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

偽通販サイトに注意

2024-02-22 22:23:44 | その他
最近、パソコンの画面の脇に出てくるバーナー広告で、1年前の引っ越しで泣く泣く手放したトヨトミ製ストーブの新品が異常に安い値段で販売されているサイトを見つけた。
そこでは人気のストーブが驚くような安い価格(4、5万円の定価が1万円を切る価格)で出ていたので、最初、型式変更で製造中止となり在庫処分をするためのセールだと思ったのだが、そういうものではなく、現行販売品であった。

一瞬、心が揺らぎ申し込み一歩手前まで手続きを進めたが、住所氏名を入力する欄に不自然な点を感じたため、この販売サイトの会社概要や利用規約、支払い方法などを記載したページをよく読んでみると、日本語の使い方に不自然な点があることが分かった。
会社概要のページに記載されていた会社名や所在地を調べてみると、実在している会社(東証プライム上場企業)であった。
しかしその会社のホームページを見てみると、この会社の社名を名乗り、お金を騙し取る偽サイトへの注意喚起を促すメッセージが記載されていた。

これによりこの販売サイトは危険であると判断した。
この手の偽販売サイトを見分けるにはどうしたらよいか。
まず、必ず不自然な箇所があるということだ。

・会社名、代表者の氏名、所在地、メールアドレスは記載されているが、電話番号が記載されていない。
・所在地をGooglemapで調べると、田舎の民家や、店舗とは考えられない場所にあったりする(最近はこれが見破られるようになったのか、実在する会社を名乗る方法に変わってきていると思われる)。
・新品で、製造中止品でもないのに異常に安い価格を付けている(△70%など)。しかも送料サービスの場合もある。
・サイトに記載されている日本語の文章に不自然な表現がある(日本人が普通に表現しないような言い回し)。

以前は、楽天などの通販ショップで偽サイトが多数見つかり、私も危うく騙される寸前の経験をしたことがある。
その時は、原博の24のプレリュードとトッカータという超レアなCDの新品(随分以前にすでに廃盤)がかなり安い価格で販売されていたので、飛びついてしまった。
運が良かったのか、出品者の口座が凍結されていたので振り込みが出来ず、そこでこの出品が詐欺であることが分かった。

これに限らず、このような類の偽サイトが氾濫しているので注意が必要だ。
メルカリやヤフオクの出品写真をコピーして、怪しまれない少し安い価格で出品している詐欺事例も見つけたことがある。

冒頭で述べたストーブのサイトの利用規約や支払い方法の文面と全く同一の記載がされている別の偽サイトも今日見つけた。そのサイトではカメラが販売されていた。
恐らく、偽サイト作成用のテンプレートがどこかに公開されているのだろう。
今から15年くらい前であるが、実際にこのテンプレートらしきものをネットで見たことがある。

とにかく少しでも不自然だと感じたら、絶対にそのような業者とは取引しないようにして欲しい。
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