緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

親爪欠落アンダルーサ

2023-01-26 22:13:13 | ギター
一昨日の夜から今日の午前中まで猛烈な寒さだった。
昨日は会社から帰宅後、部屋の温度計を見たら0℃近かった。
さすが新あばら家だ。
でも、学生時代に住んでいた超おんぼろアパートは冬は朝起きたら零下だったことが何度もあった。
冬休みでしばらく部屋を空けて戻ってみたら、部屋の温度がマイナス10℃の時もあった。
冬は部屋の温度を10度上げるのに3時間以上かかった。それまでずっと何もしないでストーブ(と言っても粗末な反射式石油ストーブだったが)にしがみついていなければならなかった。
窓は2重窓だが昔ながらの木枠で、外側のガラスが一部割れていた。
ドアは粗末な引き戸で、引き戸のレールが曲がっていたので、脱線して、隙間からくみ取り便所の悪臭が、冷気とともに入り込んできたものだった。
家賃1万円ポッキリの部屋。

しかし部屋の温度が零下でも布団の中に入っていればなんとかしのげるものだ。
実際今日も朝4時過ぎにいったん目が覚めてからエアコンのスイッチを入れたけど、そんなに寒いという感じはしなかった。
多分部屋の温度は0℃近くだったと思うけど。
だが先日NHKのドキュメンタリーでやっていたけど、普段から部屋の温度を低くしていると、ヒートショックで心臓や脳の血管が縮んで出血を起こし死亡することもあるから怖い。
部屋の温度を上げるのが難しければ、窓にエアパキンなどを貼るよりも、使い捨てカイロをお中や心臓付近に貼った方がいいと思う。
これだ。これはかなり効果がありそうだ。





話は変わるが、月曜日の朝、出勤前のあわただしい時に、流しの下の棚からビニール袋を取り出そうと急いだとき、右、親指の爪の左側大部分を割ってしまった。
ギター弾きの命ともいわれる爪を不覚にも割ってしまったのである。
犯人はこいつだ。



何を入れるボックスなのか。牛乳?、油?。これが棚のドアの内側に付いていた。これにぶつけた。もう、とっちゃおうかな。

無残にも割れた爪。



元の長さまで戻るのに1か月以上はかかるに違いない。
しかし親指の爪が無くなったといってもギターが弾けないわけではない。ただ思う通りの音や演奏が出来なくなるだけだ。
親指で弾く音は力を失い情けなくなるけど。

今日、試しに親指の爪が無い状態での演奏がどんな風になるか録音してみた。
バランスの悪い、力の無い低音となってしまったのは仕方ないか。

エアコンフル稼働で2度ブレーカーが落ちた部屋で、親爪欠落で思うように弾けなくなったアンダルーサ 2032年1月26日
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