シュテファン・ラック作曲の「ロマンス」は、チェコのギタリスト、ウラジミール・ミクルカに捧げられた曲であるが、昔、BISというレーベルでCDの録音が出ていた。
前半のホ短調の三連符のアルペジオで奏される旋律部の音が非常に美しく、済んでいて、この曲の演奏では他の追随を許さない高いレベルの演奏を聴かせてくれている。
この録音を何度聴いたであろうか。素晴らしいギターの小品だ。
元々このCDは兄がすでに手に入れていたのを聴かせてもらったのが最初だ。楽譜も兄が持っていた。
70年代のイグナシオ・フレタで弾いたミクルカの演奏、非常に透徹された済んだ音を聴いてすぐにこの曲のとりこになり、楽譜を買った。
何を付けたというのだろう。茶色の染みが楽譜のいたるところに付いている。
今日、この「ロマンス」のミクルカの演奏で、スタジオ録音ではなくライブ録音を見つけた。これは貴重な録音だ。(1982年)
CDの録音よりやや粗いが、さすが最盛期の演奏だけあって、昨今の演奏家には聴くことの出来なくなった芯のある強く、純度の高い音とハイレベルなテクニックを聴くことができる。
S.Rak: Romance
【追記】
ミクルカのスタジオ録音のYoutubeの投稿が見つかりました。
しかし音がとても劣化しています。オリジナルはこんな音でありません。
Romance
前半のホ短調の三連符のアルペジオで奏される旋律部の音が非常に美しく、済んでいて、この曲の演奏では他の追随を許さない高いレベルの演奏を聴かせてくれている。
この録音を何度聴いたであろうか。素晴らしいギターの小品だ。
元々このCDは兄がすでに手に入れていたのを聴かせてもらったのが最初だ。楽譜も兄が持っていた。
70年代のイグナシオ・フレタで弾いたミクルカの演奏、非常に透徹された済んだ音を聴いてすぐにこの曲のとりこになり、楽譜を買った。
何を付けたというのだろう。茶色の染みが楽譜のいたるところに付いている。
今日、この「ロマンス」のミクルカの演奏で、スタジオ録音ではなくライブ録音を見つけた。これは貴重な録音だ。(1982年)
CDの録音よりやや粗いが、さすが最盛期の演奏だけあって、昨今の演奏家には聴くことの出来なくなった芯のある強く、純度の高い音とハイレベルなテクニックを聴くことができる。
S.Rak: Romance
【追記】
ミクルカのスタジオ録音のYoutubeの投稿が見つかりました。
しかし音がとても劣化しています。オリジナルはこんな音でありません。
Romance