スープカレーといっても専門店の料理ではない。
レトルトだ。
しかしレトルトでもとてもおいしいスープカレーを見つけた。
「ゴロっと 玉ねぎと骨付きチキンのスープカレー」という商品。
富良野地方卸売市場というところが販売していて製造は富良野のようだ。
具はじゃがいも、にんじん、ミニたまねぎまるごと1個、骨付きチキンまるごと1個というシンプルなものだが、よく煮込まれていて、とくにチキンとミニたまねぎはとてもおいしい。
そもそもスープカレーを初めて食べたのは今から35年くらい前だったと思う。
新宿駅東口近くの紀伊国屋本店のビルの地下に、小さなカウンター席のみのカレーショップ(モンなんとかと言ったかな)で食べたのが最初だったと思う。
そのころ私はスープカレーなるものを全く知らなかったので、普通のカレーライスを期待していたら、ルーが液体の変なカレーが出てきて、一口食べてみると「なんだこりゃ?」といい感じで、瞬間、「まずい」という感覚が引き起こされたのをよく覚えている。
この店、今もやっているかわからないが、数年前に紀伊国屋の帰りに通りかかったときに、しぶとく生き残っているを見かけた。
おそらくおいしくて、人気のある店なのだろう。
初めてこの店で食べたときも本当はおいしかったのだろう。先入観というものは食感も麻痺させてしまうようだ。
さて早速作ってみる。
レトルトだから作るのは簡単。
材料はこれだけ。
スープをお湯で5分ほど温める。
その間にご飯を皿に盛る。
5分たったらルーを鍋から引き揚げ、封を開けて皿の上のご飯にかける。
これはおいしい。強くおすすだ。
デザートは、これだ。