緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

練習開始 バリオス作曲「フリア・フロリダ」

2022-09-16 19:44:09 | ギター
今日は在宅勤務で早出だったから仕事は早く終わった。
昨日寝たのが2:30過ぎだったから、睡眠は4時間弱。
明日から3連休で天気も悪そうだから、死ぬほど寝ていよう。

「寝る前1曲シリーズ」の曲目がマンネリ化してきたので、何か新しい曲でもと思って取り組み始めたのがバリオスの「フリア・フロリダ(バルカローレ)」。
この曲を初めて弾いたのが28くらいの頃だったけど、レパートリーにならず、今回30年ぶりの演奏だ。

バルカローレ(舟歌)らしいいい曲だ。
ちなみにピアノ曲の舟歌ではフォーレの舟歌第1番と第13番が最高だ。
これらの曲も今度記事にあげたい。

今回初めて通しで録音してみたけど、練習開始して日が浅いのでまだまだミスが多く、完成には程遠い。
でも録音して客観的に聴くことで、課題も見えてくるので、この方が曲作りが早まるのである。

寝る前1曲シリーズのラインナップに加わるのはもう少しかかるかな。
(あとはヴィラ・ロボスの前奏曲第1番とタレガのアラビア風奇想曲も候補にあがっている)


ダカーポした後のミス、笑わないでおくれ。練習開始のバリオス作曲「フリア・フロリダ」2022年9月16日19:16
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心理療法にとって最も重要なこと

2022-09-16 01:43:28 | 心理
今日(15日)、7月から始めた講習会のカリキュラムの一環として、未だ駆け出しの若いセラピストのセッションを受けた。
3時間にわたる長丁場のセッションであったが、終わったあとは何かいい方向への変化となるものを感じることができた。

最初は恐らく男性に対する恐怖心のようなものを感じているような若干の頼りなさ、自信の無さを感じないでもなかったが、後半は自信を取り戻し、力強いセッションでいい感触を得たようであった。
私はこれまで30年以上にわたって、延べ30人ほどのカウンセリングや心理療法を受けてきたが、効果を感じられるものは何一つ無かった。
その理由としてこの分野が、内科、外科などといった医療のように難病を除きほとんどが療法が確立されているのに対し、解決を保証する確立された療法が無いのが事実であるからである。
心の苦しみや病を取り扱う分野は、病気などの医療よりもはるかに難しい。
確固たる技術そのものが確立されていないし、技術だけで解決できるものではないからである。
また残念ながら心理を仕事としている方の中には、お金を儲けることしか考えていない方もいる。

私自身の経験からいうと、心理療法にとって最も重要なことは、セラピストが純粋な優しさや受容力、メンタル面の強さなど、いわゆる人間力を持てるかどうかだと思う。
心の苦しみは人間の感情で歪まされたものである以上、人間の感情でしか癒せないからである。

今日受けたセラピストは未だ未熟さを感じたが、心は優しい方であった。
別にセラピストでなくても純粋に心の優しい人はいる。
心に深刻な苦しみを抱えている方は、心の優しい方から何度も感情的エネルギーを受け取る必要がある。
しかしそれには条件がある。
それは、自分で自分を否定しない、すなわち自己否定の構えからある程度解放されていることである。
制御不能な自己否定の回路が強固に形成されている人は、人の愛情を受け止められない、逆に撥ねつけるため、他人の愛情を感じることが出来ない。
このことが心理療法を困難にしている要因の一つだと思う。


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