今いるのは米子から境線の2つ目の富士見町という駅の近くのビジネスホテル。
和室の6畳。
今日は、芸備線の三次→備後落合、木次線の備後落合→木次→宍道と、山陰のローカル線に乗ってきた。
木木次線の備後落合→木次間は素晴らしかった。
山奥深く入っていき、ピークの箇所で何とスイッチバック。
こんな過疎地帯を走行するローカル線はかぞえるほどしかない。
乗って良かった。この路線は絶対お勧め。
その後出雲大社にも行ってみた。
しかし宿は静かだ。
エアコンの音しか聞こえてこない。
日本酒を飲みながらいつもバイブルのように読んでいる心理学の本を読み、思索にふける。
これって最高に気持ちいい。
心理学の本に書かれていた一節で心に残ったメッセージ。
「あなたの抱いている全ての、善し悪しの価値観を手放して下さい。あなたの疑うことのない正しさに対極する価値観を探し、価値をバランスさせ、ニュートラルにして下さい。」
人を咎めたり、責めたりする生き方って辛い生き方だと思う。
どんなことでも人のいい面に自然に目を向けられるようになれれば、生きることが楽に、幸せに感じられるのではないか。
人はマイナスを体験して、反転してプラスを体験する。プラス・マイナス、イコールゼロ。
程度の差はあるにしても、こういう生き方になるように人間はプログラミングされているのではないか。