世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

世界に誇れる素敵な家族

2011年11月19日 22時16分30秒 | Weblog
11/19(土)

土曜日の醍醐味といえば昼間まで遠慮せずに寝ること。今日もよく寝た。一度いつもの時間に起きて「嗚呼、今日は休みなんだ」と、再び微睡み始めるあの瞬間が堪らなく好き。

今日は妹と帰省。いつもソロでの帰省なので、妹と一緒に帰るこの日をずっと楽しみにしていた。生憎の豪雨だったが、妹と会うと楽しくて憂鬱さが吹き飛ぶ。妹LOVE。

今日の夕御飯はすき焼き♪
父が宇都宮の市街地まで行って買っておいてくれた肉は大層美味しく、普段、肉といったらファーストフードのハンバーガーか、SEIYUの惣菜ぐらいしか食せない私はまじで感動。


亮子の好きなカリフォルニア産のワイン・ベリンジャー。実家への土産にしたのだが、父も買ってきていた。結局私と妹でこの2本を開けた。


弟到来。彼は宇都宮市内で独り暮らしをしている。肉の匂いに誘われてやってきたのか。
妹は弟のことを溺愛している。弟が帰ってくるなり、
「まーくん、まーくん」
と、動物にまとわりつくムツゴロウさんみたくなっていた。

赤ん坊だった弟に無関心でむしろ彼に対して虐待をしていた私(←子供のころから子供嫌い。うるさいんだもの)とは違い、妹は弟を可愛がっていた。妹が弟のオムツを甲斐甲斐しく交換していたのを覚えている。そんなこんなで妹と弟は固い絆で結ばれており、私は二人の仲に嫉妬…みたいな。


お土産に持ってきたシュガーバターサンド。



父は相変わらず飲兵衛で、酒の量が増すと蘊蓄を垂れ始める。そんな彼の話を子供たちは携帯片手に曖昧な相づちを打つ。いちいち聞いていたら身が持たない。



母はさっさと風呂に入り就寝。

風呂上がりに茶の間を見たら、妹と父は爆睡していた。飲み散らかした残骸を片付け、風邪を引かぬよう毛布を掛けてあげた。ついでに弟のジャケットをハンガーに掛けて、…嗚呼、酔ったもん勝ちとはこのことなのだなと思う。

髪を乾かし、薬を飲んで母の隣の布団に入るが、風呂場のガスを閉めたかが気になり、再び1階へ。
また布団に入るが、今度は茶の間の窓の鍵が気になる。
窓の施錠を確認し、今度こそ布団へ。


今日もたくさん笑った。
家族にしかわからないマクロなネタは幾年を重ねても色褪せない。

しっかり者で気が利く妹、
ファンキーなのにナイーブな弟、
樹木希林みたいなすっとぼけキャラの母、
クマっぽくて可愛い父、

世界に誇れる素敵な家族だ。