世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

虫ききの会

2009年08月29日 21時22分43秒 | Weblog
東向島の向島百花園で開催されている「虫ききの会」に行く。
毎年、行っているこの会。
虫の音を聞きながら、秋の草花や行灯を愛でるという風雅な催しである。

東向島といえば、敬愛する永井荷風先生の『墨東綺譚』の舞台になった場所だ。
興奮しすぎて、道に迷ってしまった。

今日は、mixiのオフ会開催の日でもある。
昨年、「虫ききの会」で偶然知り合ったGLORIOSA殿と一年ぶりに再会する。
一年ぶりに会うGLORIOSA殿はとても美しくて気品に溢れている。撮影なさる写真もプロ並みで、今日はそのご自身で撮影なさった作品をポストカードにしてくださった。思わぬお土産に感動~。
ベンチで話をしているうちにネット上とはまた違う新たなGLORIOSA殿の一面を知ることができ、また写真についてもレクチャーしてくださった。感謝である。
写真を撮ったり話したりしてオフ会は終了。
また来年もお会いしたい。

入り口付近に設置された秋の虫コーナー。
マツムシ。
吉熊は、「チンチロリン、チンチロリン」という声にびっくりしていた。

吉熊、昨年プロカメラマンIさんにいただいたクマ(如月さん)の浴衣を拝借。
日本男児っぽい。

「萩のトンネル」


園内には池を囲む形で、様々な草花が咲いていた。
秋の草花も好き。


「花魁草」(花言葉は「合意、一致」)



「花虎の尾」(花言葉は「望みを達した」)
名前が面白い!
GLORIOSA殿が撮影なさったものを見せていただいたのだが(一眼レフ)、もう花びら一枚一枚にリアリティが宿っていた。写真の中で花が呼吸しているのを初めて見た。



「仙人草」(花言葉は「安全」「無事」)
ブーケのようで愛らしい。



「玉簾」(花言葉は「汚れなき愛」「潔白な愛」「期待」)
今日一番可愛いと思った花。クロッカスに似ている。


色とりどりの絵行灯も素敵。




この会に来ると、毎年、秋を感じる。
初秋の闇夜に、風が秋の匂いを運んでくる。

帰り、浅草での乗り換えで誘惑が待ち受けている。
…果たして浅草を素通りできるか。
浅草駅の前に佇む神谷バーの電気ブランの甘い誘惑である。
浅草寺でお参りをするから…と自分に言い訳をし、下車してみる。


喉が乾いたから…と自分に言い訳をし、入店&飲酒。



口の中で電気ブランを留めておくと芳醇な香りが鼻に抜けていく。
食道から胃を通過していくときの、カァーッとする熱い感じもたまらん。
ついでに建物自体に漂うレトロ感も良い。

オフ会で刺激を受け、虫の音を楽しみ、下町の旨い酒を飲む。

リフレッシュできた良い一日だった。
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弔辞

2009年08月29日 20時44分42秒 | Weblog
こんなのをやってみた。
「弔辞」

結果

ここで、故亮子様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。

(亮子さんの彼氏が前へ)

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亮子がもう帰ってこないなんてな…信じたくない…。リンボーダンスで調子に乗ったら、脊椎を骨折したって聞いたよ。そんな死に方ってできるのかよ…。乗せられると勢いつきすぎるタイプなのは知ってるけどな、ここまで馬鹿だとは…。

昔から、素直じゃないしプライドも高いし、おれはまさか亮子と付き合うことになるとは思ってなかったんだ、実は。男に対して「かわいげ」が出ないタイプだから、今も亮子の性格はみんなに誤解されていると思う…。女にはモテるのにな…。男にはモテないまま逝ってしまったか…。

付き合ってからもさばさばしている亮子らしく、あまり甘えたところは見せなかったな…。最初のころはまだ仲がよかったけど、だんだん面倒くさそうにしているのが垣間見えたし、あまり付き合って浮かれている感じもなかった。もしかすると元彼とか誰か他に気になる男がいたのかもな…そうやってほかの男の影を振り払えないタイプだもんな…。

亮子の心を捉えた感じがしないまま、亮子は本音を隠したまま、遠くへいってしまった。「いつか結婚しような」って言っても「うっ…。うん…たぶん…」ってあやふやな返事をしていたし、基本的に逃げ体勢をつくりながらの付き合いだったように思う。でも…あの世まで逃げなくていいだろうがよ…。

生まれ変わったら、もう牛丼屋から大量の箸を盗むのはやめような…。

亮子…目を閉じて亮子を思い浮かべると、いつでもおれは爆笑できるんだ…。思い出をたくさんありがとう…さようなら。

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続きまして、もうお一方、亮子様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。

(亮子さんの親友が前へ)

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こんな形で会いたくなかっだよ゛…うう゛っ…。リンボーダンスで脊椎が折れたって聞いたよ゛…いつも面白いけど調子に乗りすぎだよ゛…うう゛っ…。なんで笑わせようとすると頑張っちゃうのかな゛…悪いクセだよ゛…うう゛っ…。

亮子が天国にいっちゃったって、友達たちには私が連絡したんだよ゛…うう゛っ…。みんな口々に「いいコだった」って言ってだよ゛…でもみんなそればっかりで、他に何も言ってなかっだよ゛…。ひたすらいいコだったってことでもういいかな゛…これ以上掘り下げなくても…うう゛っ…。

亮子の元彼にも電話しだんだよ、「亮子が死んじゃった」って…うう゛っ…。びっくりしてだよ゛…またヨリを戻したかったのに゛、って言ってた…。でも「おれをフった天罰かな…」って微妙に恨んでたから゛…怖くて電話切ったよ゛…うう゛っ…。

私はね、亮子が恋愛に一生懸命なのに、やたらと下手なのを見てきたし、応援しでだんだよ゛…うう゛っ…。もっと幸ぜになっでほじがっだよ…。なんだかうまくいがないジレンマだけ抱えて遠くにいっちゃっだね゛…うう゛っ…。

…。それと、亮子の下着、オークションで売っておいたからね…うう゛っ…。亮子のこと、みんなに覚えておいてほしかったから…うう゛っ…。

亮子…私と友達になれて…本当によがっだね…うう゛っ…。さよう゛な゛ら゛…。

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ありがとうございました。謹んで亮子様のご冥福をお祈りいたします。

亮子さんについての分析結果は以下の通り。

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【恋愛と性格の分析】
◆告白については「される側」ですが、告白するされるの前に関係がごちゃごちゃになる可能性も大。
◆付き合ってからは、素直に甘えることができません。「お前は強い女だから」と言われてしんどくなる可能性も。
◆明るいものの下品さがなく、男性を惹きつけます。


【解説】
亮子さんは、とにかく男性との接し方が下手。また素直さや弱さなどを表に出せず、勝手に「強い女」として扱われたり「男前」扱いされることも…。

【罪悪感と無価値感】
友人と砂漠を歩いていて、自分だけが水を持っているとします。友人は喉が渇いて死にそうです。そのとき自分は「罪悪感」を抱きます。水を持っていることは悪いことではないのですが、苦しんでいる人を前にすると「自分だけ幸せになってはいけない」という「幸せ(自分の価値)を削るブレーキ」が働くのが人間です。

恋愛で言えば、例えば「私(おれ)のこと好き?」とやたら聞いてくる人を前にしたとき。このとき、相手は自信がなく、自分に価値がない感覚(無価値感)に陥っています。無価値感を見せられた自分は、重苦しい気持ちになります。これが「罪悪感」です。友人から「私の好きな人は、みんなあなたにもっていかれちゃう…」と言われたときに感じるのも「罪悪感」です。彼氏などから「うちら一生別れないよな?」と言われて「うっ…重っ…」と感じるのも「罪悪感」です。

罪悪感を感じると、重苦しくて「めんどくさっ」と思い、避けたくなることが多いようです。「逃げたいのに犠牲的になってしまう人」もいますが、基本的には会う回数を減らすなどして避けたくなります。そして表情がこわばります。心の距離もとりたくなるので、感情を表さなくなっていきます。「浮気がバレた人」「別れを切り出す人」など(罪悪感を感じている人)を想像すると、表情が消えているのがなんとなく思い浮かぶのではないでしょうか。

罪悪感を普段から感じやすいような人は、表情が固く、人との距離感も遠いものです。心の距離をとるので、人を寂しがらせます。そして恋愛から逃げ腰になるため、罪悪感の強いタイプは「ふる側」になったり、束縛されるのを嫌ったり、メールを返さなくなったり、好かれると冷めたりします。

他にも、ここでは書ききれませんが、自分に甘えを許せず強がりすぎて疲れたり、いろいろと背負いすぎたり、犠牲心から奴隷のようになったり、誰かの「二番」というポジションに落ち着いたり、といろいろな傾向がここから派生して考えられるのです。実はモテやすい女性の攻略法や、別れた人とよりを戻すのに最適な方法、浮気された場合の関係修復なども「罪悪感」の攻略がキーになっています。

【亮子さんの傾向】
罪悪感は強いです。恋愛ではすぐに「面倒くさい」という気持ちになります。



★感想★
当たってる…。
でもリンボーダンスが死亡原因だなんて、ちょっと嫌だな。
下着売らないで>友達。


コメント (10)