世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

Time waits for no one

2009年08月11日 22時36分20秒 | Weblog
今年も泣かせてもらったぜ。
「時をかける少女」(地上波テレビ放送)


今日は経費データの加工をした。
月イチ業務である。
そしたら出たのよ、祖母・タケさんが。

昨年の春、祖母は亡くなった。95歳だった。
通夜と告別式、二日分の有給休暇をいただいたのだが、
この業務をするために、私は通夜の午前中だけ出勤をした。
「おばあちゃんは、もう、この世にいないんだ…」
胸で何度も繰り返しながらキーボードを叩いたあの春の日。

どうもその昨年の4月から、この業務をしていると近くに祖母を感じる。
霊感とかは全く持ち合わせていないのだが、とにかくいる。
今日も、確かにいた。

眼差しとか、ひしひしと感じちゃっていた。
販売促進費の消費税を計算しているときに、
祖母の心配するニヤニヤ顔を右背後から感じまくっていた。

電話で母にその旨を報告したら、どうやら昨夜の彼女の夢に祖母が登場していたもよう。
お盆も近いから仕方あるまい。
毎年、お盆に尾道へ行ってしまう孫に会いに来たのだろうか。

そんなこんなで今日は忙しかった。
「時をかける少女」を観るべく頑張ったのだが、残業。
劇中のモロゾフのプリンを買って帰ろうかと思ったのだが、店の閉店時間に間に合わなかった。
仕方が無いのでコンビニで「なめらかプリン」を購入して帰宅。
クマたちが匂いを嗅ぎ付けてやってきた。

仲良く食べてくださいね。


今年も、mixiの「時をかける少女」コミュの実況トピを更新しつつ鑑賞した。
不思議な一体感が良い。
皆さん、台詞など覚えていらっしゃっていて凄いなあと思った。

本作の感想としては、あの回想シーンがたまらない。
あと、最後の「すぐ行く。走ってく」も。
作中に流れるあの甘酸っぱい雰囲気、夏の空、放課後の気だるい空気。
全て良し。

「タイムリープを使用をして、もしも過去に戻れるならば?」
…たぶん私は使用しないだろう。
今が一番好きだから。

過去は戻れないから甘美なのだ。

真琴のように、日々を駆け抜けることで精一杯なのかもしれない。


明日一日、会社に行けば夏休み~♪
タイムリープして未来(明後日)へは飛びたい…。
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