世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

けんちんうどん

2008年06月22日 19時47分43秒 | Weblog
鶴岡八幡宮から北鎌倉駅に向かう。
大雨に降られて大変だった。

途中「鎌倉五山」にて昼御飯。けんちんうどんと御膳のセット。

大根や豆腐、ほうれん草など具だくさんで栄養満点っぽい雰囲気のけんちん汁。かつおだしの味がした。

けんちん汁は、この近くにある建長寺が発祥の地らしい。
修行僧があやまって精進汁に入れる豆腐を崩してしまったことから生まれたという。ちなみに建長寺ではこんにゃくを湯呑み茶碗で削ぐように切るのが慣わしらしい。


お腹いっぱい。
疲れたので東京に帰ることにした。

1時間電車に揺られて、14時すぎに我が家に到着。

ちょっとした旅行だった。

ハッピーサマーウエディング

2008年06月22日 19時44分48秒 | Weblog
鶴岡八幡宮。
舞殿。
静御前が義経を想って舞った場所。
てか、静御前ってダンサー?


静殿で神前結婚式が開催されていた。

緑が溶け込んでいるかのような雨。
艶めいた笙曲。

そんな中、真っ白な綿帽子を被った花嫁さん登場。

その荘厳さにただただ圧倒された。

ミルクホール

2008年06月22日 19時43分54秒 | Weblog
江ノ電に揺られ、鎌倉に戻る。

この旅のメイン、ミルクホールに行く(紫陽花がメインではないらしい)。

鎌倉駅前の朱色の鳥居をくぐり、小町通りへ。

左に折れ、小路を歩く。
頭の中に叩き込んだ地図を思い出しながら歩いていると、いきなり猫にゃん出てきた。
私の行きたい場所を知っているみたい。
「こっちだにゃ」と言うかのように歩いて案内してくれた。
民家の立ち並ぶ中にいきなり
「ミルクホール」
と書かれた看板と建物が目に飛び込んできた。

ここは、嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」の中の「素人仕事の贅沢」に出てきた喫茶店である。

もう何度も読んだ文章を頭の中で思いだし、それと目の前にある空間が上手く合致しているかを一つ一つ確かめる。
小説の通りだと思った。



「僕はこのお店でしばし物思いに耽る為だけに、何時も鎌倉を訪れるのです。曇り硝子の嵌め込まれた木製の扉を開けば、カランコロンと来客の存在を伝える軽快な鈴の音が響きます。店内に入ってすぐ目に付くのは、戦前のビールのグラスやオキュパイドジャパンのコーヒーカップ、カルピスの絵葉書やおはじきなど大正から昭和初期にかけて作られた日本製のアンティークの陳列です。これらは気に入れば販売もして貰えます。それらの品々が並ぶ間を抜けて奥に進んで行くと、漆喰の壁に囲まれたカフェスペースがあります。ジャズが小さな音で流れるその空間は、椅子、テーブル、壁に掛かった柱時計、額に入った絵などによって見事な心地よさを作り上げています。」(嶽本野ばら「カフェー小品集 素人仕事の贅沢」より)


奥の部屋のテーブル席に腰を掛け、野ばら先生の本を取り出し、やや興奮気味な面持ちで頁を捲る。
野ばら先生が筆によって再現したまさにこの場所に、今私がいるという興奮。

ふと目を本から離して、嵌め込まれた曇り硝子から差し込む弱い光を確かめたり、煙草の煙が薄暗い空間に溶け込んでいくのを見たりしていた。

苦くてまろやかなコーヒーを啜りながら、小説内にあった「素人だからこそ出来る嘘のない仕事」について、♪ダバダ~と考えていた。


店を出たとき。
入る前とは少しだけ大人になれたような気がした。

極楽寺

2008年06月22日 19時42分13秒 | Weblog
成就院を経て、極楽寺へ。

成就院に着いたら、人人人…とても記念撮影っていう感じではない。

坂を登りきって振り向くと紫陽花と由比ヶ浜の絵葉書みたいな空間が広がっていたが、あまり撮影できる余裕はなかった。
道沿いを、赤、青、白の紫陽花が賑やかに彩っていたのがとても印象的だった。

極楽寺まで歩く。成就院とは違い、閑散としていた。
静かなたたずまいの古刹にため息が出た。

画像は茅葺き屋根の門。

ポストと紫陽花

2008年06月22日 19時41分21秒 | Weblog
長谷寺から成就院までの途中、坂ノ下あたり。

朱色のレトロなポストと紫陽花が妙にマッチしていた。

殆どの家の軒先に紫陽花が咲いていて、全然飽きない。

かいて~んっ!

2008年06月22日 19時40分03秒 | Weblog
長谷寺の経典を吉熊と回してみた!

ぐるぐるぐる~。

経典のメリーゴーランド~。

一回転させると一切経を読破するのと同じ功徳があるとされている。

豪快に読破してきた。
GET、功徳。
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天国から下界を見下ろす

2008年06月22日 19時39分27秒 | Weblog
長谷寺の見晴台から由比ヶ浜を見下ろす。

紫陽花越しに見る海は、とても穏やかだった。
曇天だったので、海は薄いグレー。

天国から下界を見下ろしている不思議な感じがした。

そう。
下界で起きた様々なことなんて、些事に過ぎないんだよ。気にしない、気にしない!わっはっは~!
みたいな気分になれる眺望だった。


でもこの風景、何かと重なる…。

山から海のなだらかな斜面、そこに張り付く住居…尾道だ!
鎌倉に住む尾道ファンって、けっこう多いらしい。納得。

花を抱くヒト

2008年06月22日 19時38分31秒 | Weblog
開門したばかりの長谷寺。

人混みが凄くて入場制限があると聞いていたが、早朝だったせいか人は殆どいなかった。


紫陽花を抱いているこのヒト。
超インパクト大。


「きれいでしょ?」
と言っているかのような誇らし気な表情が素敵。

江ノ島電鉄鎌倉駅

2008年06月22日 19時36分02秒 | Weblog
江ノ島電鉄鎌倉駅にて。
明治製菓の看板。
カールおじさんも好きだが、そのクマに萌える。このクマは、私の求めるクマの偶像そのものだと思う。

これ、今日一番のお気に入り画像。

怪しすぎ

2008年06月22日 19時35分08秒 | Weblog
「世にも不思議なお墓の物語」@新橋駅。

この看板自体が怪しさをむんむんと放っている。

今朝は早く起きたので、ちょろっと鎌倉へ。

早朝の新橋駅は、とても静かだった。
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この町

2008年06月21日 23時59分53秒 | Weblog
昼過ぎに起きて、ぼ~っとする。
外はいかにも梅雨らしいどんよりとした空。
除湿に設定したエアコンからは冷たい風が絶えず吹き出され、その音しかしない私の静かな部屋。


なんにも予定がない一日。
ゆっくりのんびりしようと思った。

「田中宥久子の造顔マッサージ」の行程を久々に丁寧に実践。…やっぱりビフォーアフターの変化が如実でたまげてしまった。

今日は、電車に乗らずに近辺を散歩した。
毎日過ごしているのに、朝と晩にしかこの町とは触れ合わない。

八百屋さんに並んでいる3つで380円の檸檬などがとても新鮮に見える。
気になっていたアクセサリー店は閉店セールで全品半額。
きらきら光る髪飾りに萌えたが、ぐっと我慢。

あと、毎朝通る度に芳醇な香りを漂わせている喫茶店に入ってみた。
最近できたホテルの1階にある喫茶店。以前から凄く気になっていた。

裏切らない深い味にため息が出た。
こんなに美味しい珈琲は久々に飲んだ。

ツナとチーズのホットサンドも美味しかった。

電車に乗らずともこんなに素敵な散歩ができるこの町が、とても好きだ。

癒し系トイレ

2008年06月20日 23時16分13秒 | Weblog
私の通う歯医者さんのトイレは、こっそり癒し系。
この謎のオブジェとか凄く気になる。

私の部屋には、こういうものがないので、なおのこと珍しく感じる。

いやぁね。独り暮らしを始める前は、色々と理想インテリアをコーディネートしていたんだが、やがて観葉植物は枯れ果て、ゴミ箱はどこかに消え、白い壁はヤニで薄汚れていったのさ。
その代わり、木彫りのクマが生息し始めたり、本やCD、そしてゴミが増えていったのさ。

こういうお洒落な置物を見ると、部屋について理想を持って生きていた8年前の若い自分を思い出すんである。
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私の一日と和田アキ子について

2008年06月20日 23時15分02秒 | Weblog
爆走。

この一言に尽きる。

これやって、
あれやって、
それはどうなったか?
見積もりキター→美しく稟議書を作成。
ふーっ…。

就業時間を駆け抜けた感じ。

定時に上がり、歯医者へ!
今日の治療は痛くて痛くてマジで泣きそうだった。
あまりにも痛くて、また足を挙げてしまったぐらいだ。
「ごめんね。我慢してね」
と言われたが、無理。無視。
だって痛いんだもの。しかも部品が喉に落下してきたんだもの。

お金を払って、なんでこんな痛い目に合わなければならないワケ?と、憤然とする私。

銀歯を入れたんだが、入れる前に写メを撮影させてもらった。
ちょっとした前衛アートの置物のようではないか。
ちょっとご機嫌回復♪♪♪


帰宅して、夕御飯(SevenElevenの冷やし中華)を食べながらドラマ「和田アキ子物語」を観た。

ふるさとの大阪を後にし、レコード大賞最優秀賞を受賞するまでの和田アキ子軌跡を観た。

私のカラオケの十八番は、彼女の「古い日記」である。

「♪あの頃は
 二人とも
 なぜかしら
 世間には
 拗ねたような暮らし方
 恋の小さなアパートで
…ハッ」


この独特のヤサグレ感が好き。
あの歌ばかりではなく、私は和田アキ子自身についても好意を持っている。
寝るときにクマのぬいぐるみを抱いて寝ていたり、また睡眠導入剤を服用していたり。喫煙者だったり。なんだか私と共通する部分が多々あるんである。

また、日曜日の番組「アッコにおまかせ!」で司会を務める和田アキ子の服装が凄く私好みで目が離せない。
洗練されたシンプルなスーツがとても素敵。
膝丈のマーメードラインのスカートなど、程よくエレガントなんである。

背が高いからあんなに素敵に着こなせるんだといつも感心して観ている。

ドラマは2時間という短い時間に上手く収まっていた。
晴れて上京しデビューするが、先輩たちから酷いいじめに合う和田アキ子。
ホリプロの社長からもらったハイヒールに落書き(デカ女)をされてもぐっと堪えなくてはならなくて…。

上京して何かに耐えながら生きる者ならば誰しも共感できる感動の類いに満ちていた。
また、娘をそっと支える和田アキ子のお母さんとの絆の深さにも涙が止まらなかった。

これからもますます和田アキ子を好きになりそうな予感。

珈琲タイム

2008年06月19日 22時07分31秒 | Weblog
頭の中が既に葉月。

八月は夢花火
私の心は夏もよう~♪

今年はどこ行こうかなあ。
なんて考えている珈琲タイム。
…幸せだなあ(By加山雄三)。

京都、尾道は確定。
瀬戸内海の島も決定。
あとは錦帯橋vs金魚ちょうちんの仁義無き戦い。

そろそろプランを詰めたり、宿や交通機関の手配をしなくては…。


それに飽きたら実家に手紙を書こう。
帰省の度毎にありがとうレターを送付しているんである。
他部署のI先輩からいただいた可愛いクマの絵はがきを使わせていただこうっと。

五里霧中をさ迷いながら

2008年06月19日 22時06分24秒 | Weblog
会社の机にいる柚香と柚太郎。

こうやって二人で私を見張っているんである。

「カセゲ」
「ハタラケ」

だってさ。可愛い顔して辛辣だわ。

さて、仕事。

新しい制服の件でへこたれそうである…。
クリエィティブな仕事はわくわくする反面、五里霧中をさ迷うような孤独を感じる。
また、自分の被服に関する知恵のなさとか痛感する。

●●●ィ~(部長)の「頼みますよ」と訴えるような切れ長の瞳が辛い(彼はハンサムである)。


「自分にしかできないと思ったとき、人は力を発揮できるのですよ」

とは、だいぶ昔、吉熊上司からもらった大切な言葉である。

私にしかできないんだと信じてみて、やってみよう。
…いや、やらねば。
何度か制服作成には携わってきた。
店舗の前を通過するとき、自分が手掛けた制服をみたときの気持ちをもう一度思いだそう。

あと、万人ウケする制服なんてないんじゃないだろうかとも思う。
そう考えると、少しは気持ちが楽になる。

明日から、業者さんと相談しながら進めていこう。

ガンガレ、俺。
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