世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

納骨

2008年06月01日 22時55分44秒 | Weblog
無事、納骨完了。
墓地の下に、祖父と祖母の骨壺が仲良く安置された。
24年ぶりの再会。

…私もいずれ、ここに入るのか…。

その後、小料理屋で宴会。

親戚の女たちに、
「亮ちゃんはお母さんにそっくり(笑)」
を連発される。

…無愛想なところもね…という言葉が内包されているのは一目瞭然である。

「イイヒト見つけて早く嫁に…(以下省略)」
という問いにも飽きた。
彼女たちのイイヒトの定義が、いつもよく解らない。
あんた達の旦那みたいな人はとにかく嫌だから…と喉まで出かかる。でも大人だから我慢する。
また、イイヒトと発するときの彼女たちの嫌らしい目付きを見ると吐き気がしてくる。


「仕事はどう?」
と訊いてきた某銀行理事長の叔父とは話が合った。私のいる業界にも詳しくて、話が盛り上がった。製販一貫体制のメリットとデメリットについて熱く語り合う。

しかし、とにかく疲れた。
あー早く帰りたい。
宴も酣。
終了かと思いきや、父がとんでもないことを発した。
「みなさん、家でお茶でも…」
飲兵衛の家系、お茶だけでは済まぬだろうよ…父よ。
案の定、宴会二次会が我が実家で開催された。

私と母と妹はさっさと着替えて二階自室に隠る。
下の階から聞こえてくるアルコールを含んだ下劣な笑いが、網戸越しに聞こえてきた。

次回は新盆。

私は尾道に脱出だ。
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来た来たー!

2008年06月01日 22時55分12秒 | Weblog
朝。
9時起床。
昨日までの雨は止み、朝から爽やかな日差しの中で化粧をした。
昨夜、ゆっくりと湯船に浸かったせいか、肌が艶めいていてご機嫌。

喪服に着替えて完全武装。
親戚でも何でも来い~!


仕事で来られないと思われていた弟(美容師)が、仕事グッズ(ヘアアイロン、スプレー、ヘアピン、すき毛など)を携えてやってきた。
母の髪を結ってくれたもよう。
極妻っぽい。
母、ご機嫌。


その間、親戚たちがぞろぞろと来はじめた。
私は親戚たち数十人にお茶を出したり、灰皿を出したり、座布団を勧めたりしていた。
「株主総会の役員控室でのお茶の出し方」を思いだし、会社で培ったノウハウをフルに活用できた。仕込んでくれた人事部長(元秘書)に感謝。

坊さん登場。
相変わらず、リズミカルなお経を唱えてくれた。
いつも、お経が「UNDER WORLD」の曲に聴こえ、トランス状態に陥ってしまう私。

お経中、一人一人焼香をするんだが、遠い親戚のオサーン(推定年齢80歳)が我が家の蛍光灯の紐の先にあるプラスチックに額を強打し、良い音がした。
みんな笑いをこらえるのに必死だった。

祖母について

2008年06月01日 22時54分35秒 | Weblog
先日95歳で亡くなった私の祖母は、大変気の強い女だった。
また身なりに大変気遣っていて、化粧品なんかは私より良いものを使用し、洋服も誂えたものを身に付けていた。

生まれはお嬢様だったらしいが、少女時代に家が火災で全焼してしまって小屋みたいなところに住まうことを余儀なくされたらしい。
成績優秀な祖母を担任の先生が家庭訪問で訪れた際、先生は門で引き返して行った。
そして担任の先生は、祖母より成績の劣る子に女学校の進学を薦めた。
どうやら家庭訪問の際、祖母の家を見た担任は「こんな家では進学は無理だろう」と思ったかららしい。
そのことを知った祖母は女学校の進学への道を一切閉じてしまった。
行けなかったわけではないのに、プライドが許さなかったのだろう。

あのとき女学校に行っていれば先生になっていて、また違う人生があったのでは?…という話題は法事の度によく囁かれる。

祖母はとにかくハイカラで上質の物を愛した。
孫の私でもあまりだらしのない格好をすると「んー?」みたいな表情をしていた。

見た目で判断されたトラウマからだろうと思う。

いつもニコニコしていたが、自分の考えに芯を持っていた。

それは私にも受け継がれているはずだ。

私は気が弱いが、頑なところがあり、それはけっこう祖母に似ているかもしれない。

画像は祖母の若いとき。
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父の本棚 3

2008年06月01日 22時53分04秒 | Weblog
至るところに
「積ん読(どく)」

父の本棚 2

2008年06月01日 22時51分49秒 | Weblog
震災時の避難路確保は極めて困難だと思われる我が実家。
無計画に増えた父の蔵書は一万冊だという噂…。

谷崎潤一郎訳の源氏物語があったので、今度借りよう。

父の本棚

2008年06月01日 22時51分17秒 | Weblog
階段の上の空間を有効活用した父の本棚。

出し入れする時の父を見たことがない。
どうやって出し入れしているのだろう。
謎…。
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あり得ない光景

2008年06月01日 00時47分22秒 | Weblog
寒い一日。

実家では、扇風機とストーブの素敵な光景が見られた。

やはり異常気象なのだろうか。