世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

私と心療内科

2008年06月03日 23時47分47秒 | Weblog
心療内科デー。

3年近く前から、私は二週間に一度心療内科に通院している。
不眠、強迫性障害、自律神経失調症が主な症状である。

主治医は推定年齢40歳ぐらいの殿方・クマ医師。

彼に認知の歪みを修正するように導かれた私は、随分と考え方が変わった。
些細なことを些細なことであるという割り切り方が上手くできなくなっていた昔の私。
すぐに怯え、嘆き、諦め、後ろめたさをいつもいつも抱えていた。
死にたい、と本能が言っていた。

それがここ最近、心身ともに調子が良い。

ブログにも如実に表れているんじゃないだろうか。

「頑張ってきましたものね」

初めてクマ医師に誉めてもらった。

「30年生きていて、今が一番生きている実感を得られています。
先生と薬のおかげです」

私はクマ医師の目を見て、きっぱりと言った。

「いいえ。それは違います」

クマ医師は、やんわりとでも凛とした口ぶりでそう言った。
「あなた自身が努力したからです。薬の効果ではありません」

はぁ…そうかなぁ。
他にも休日の過ごし方とか訊かれた。
煙草吸って本読んでいる怠惰な日常を披露してしまった。
しかも、
「ブログにはどんなこと書いているのですか?」
と、訊かれたときには目がスイミングしてしまった。
目、遠泳…みたいな。

まさか、先生がクマに見えるとかなんとかなんて暴露できない。
普通に、「デザート」を「スウィーツ」と呼ぶような可愛さの漂う模範回答をしておいたが。…嗚呼、びっくりした。


あとどれぐらい、私はクマ先生の力を借りながら生きるのだろう。
薬やカウンセリング無しで、自分一人の足で立てた日、一番喜んでくれるのは、きっとクマ医師ではないだろうか。

そのとき、私の目の前に広がる世界は、睡眠薬から覚めたときの朝のような目映さで満ち溢れていたらいいと思う。

そして、心地よい長い夢に、私はきっぱりとさよならをすることができるだろうか。

くままごと

2008年06月03日 23時47分31秒 | Weblog
マイミクであるアンディー殿が日記に書いていた本。
今日は病院のあと、それを探しに書店へ行った。

「Cat Shit one'80」(小林源文)

ロシア人のクマが出てくるらしい。
そのクマの顔が可愛いくて欲しくなった。
ロシア人のクマ~♪
ロシア人のクマ~♪

…しかし、在庫切れ。
さっそく取り寄せをした。


クマ欲を満たすため、「くままごと」(黄島点心)を購入。

クマワールド全開。

『ぬいぐるみのようにキュートなこぐまたちに、リアルなかあちゃんぐまがツッコミいれまくる♪かわいくアブない、くままんが!!』

という説明文にやられた。
数頁読んだが、可愛くて鼻血がドピュドピュって出ちゃいそう。

クマになれない我が身を恨みつつ、こうやってクマ欲を満たしている。
いつも行く書店だが、漫画コーナーはあまり寄らない。
今日の本屋探検は、とても新鮮だった。
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