世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夢の中の夫婦

2008年06月24日 22時09分16秒 | Weblog
日曜日、変な夢を見た。

夢の中で私は結婚して、しかも夫となる殿方とは別居婚という状態だった。

しかも夫は地元友達の〇〇くん。

私が東京に住み、彼は栃木に住んでいるという超リアルな設定であった。


非婚主義の私。

夢の中でもそれは変わらず、結婚したことを猛烈に後悔していた。
別に彼が嫌いというわけではなくて、自分が嫌いな「日本の婚姻制度」というものに知らず知らずのうちに当てはまってしまった自分が嫌いだったんである。

結婚を後悔しているということを夫である彼に言うと傷付けてしまうと思い、その胸の内を明かすこともなく、かと言って週末ごとに会うという面倒なことも回避していた。

夫に会うのが面倒だから内緒で栃木の実家に帰り、国道4号線(コナカ付近)を呑気に散歩をしていた私。

ばったり夫に会ってしまう。

「こっちに帰って来るならば、来るって連絡してよ!」
と夫に咎められるのかとびくびくしている私。
でも、何も言わない夫。

私の隣に佇み、黙って前を見ている。

一緒に国道4号線向こうの夕日を見ていた。

夫を急にいとおしくなった私は、
「〇〇くん。私の夫なんだねぇ」
としみじみと口にする。

「…うん」
と頷く夫〇〇くん。

夢から覚めたとき、涎がナイアガラみたいに流れていてびっくりしたが、それが乾くぐらいの長い時間、私はぼんやりと天井を眺めていた。

以来、
・〇〇くんをよく思い出す。

そして、
・夢の中だとはいえ、夫にも会いたがらないという私の心境のリアルさから、やはり私には結婚は向いていない…
という考察が導き出された。

でも最後の
「…うん」
には感動したよ、〇〇くん。
夢の中で私を嫁にしてくれてありがとう。勉強になったよ。色々と。
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