世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

小さな旅~越生~

2021年02月28日 23時34分45秒 | Weblog
10時に起床。昨日に引き続き、よく寝た。
さっさと掃除を済ませて、梅を見に越生へレッツゴー。

昼過ぎに越生駅に到着。
越生と書いて「おごせ」と読む。梅の名所。



越生に到着。
「コロナ禍でも梅の花は咲く」というコピーにグッとくる。てか、ちょっと泣いた。


越生駅から弘法山下というところまでバス。


コンビニで買い物をしてトイレを借りて、Googleマップを頼りに、てくてくと歩く。

すでに多くの梅がお出迎えしてくれた。胸熱。




町全体に梅の香りが漂っている。素敵。



20分ほど歩き、到着!
人生初の「越生梅林」。




水戸偕楽園、熱海梅園と共に「関東三大梅林」の1つとされている。


ピンク色の梅はやはりかわいい。





広場っぽいところで、休憩。


吉熊と梅の2ショット。


吉熊「いい眺めだ。ここは天国なのかな?」


青空に溶けそう。



捻じれている。
この木に、どんな歴史があったのだろう。


支えられている枝。
山梨の神代桜もこんなふうに支えられていたっけ。


濃いピンク色にハッとする。


「魅雪」
樹齢約600年と推定される梅の古木。


俳句コーナー。いずれも見事。


蝋梅を見ると鼻孔を広げてしまう。
マスクをしててもわかる、甘い香りにうっとり。





去りがたいが、終バスの時間。




福寿草も見事に咲いていた。


結局、2時間ぐらい梅園を徘徊していた。
天気も良くて最高の花見日和だった。


バス停に早く到着してしまったので、近くの「梅園神社」へ。


イケメン狛犬。

父の体調の回復を祈った。

16時55分発のバスで越生駅へ。知らぬ土地をバスで走り抜けると旅情感MAXになる。



地元の駅に到着してサイゼリヤへ。久々に野菜を食べた。


今日一日、あのBGMが脳内に流れていた。
小さな旅~光と風の四季


「なんだか、ここ、『小さな旅』っぽい」と思ってググってみたら、やはりそう。
8年前に放送されていた。
「梅が香るころ~埼玉県越生町~」


家から2時間ほどかかるのでハードルが高かったけれども、行って良かった。
「小さな旅」を楽しめた。
青い空、煙るように咲き乱れる梅の花を見ることができて、心が潤った。

私が生まれた朝、母方の祖父が花を持ってきてくれた。
「花を見て綺麗と思えるコになりますように」って。
43歳になった私は亡き祖父に伝えたい。
「おじちゃんのお陰で、花を見て綺麗と思える大人になったよ。花を見ると幸せを感じるよ」と。
そして、祖父の祈りに「ありがとう」って言いたい。


明日からまた頑張ろう。