世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

如月

2021年02月01日 23時48分58秒 | Weblog
嶽本野ばら先生の昨日のブログ「53歳の説教」を読んで、「やっべー。説教されてしまった」という気持ちになった。

「ロジック」は「論理」「論法」「論理学」の意味がある。私にそんなものはあるのだろうか。けっこう無秩序に生きてきたような気がする。何かを薦められれば「いいんじゃね?」と思い、持ち物はクマや花柄だったらだいたいOK,みたいな。
でも、母や妹曰く、「亮ちゃんは小さいころから変わっていて心配だった」らしい。髪をうんと伸ばしたり、ズボンは体育着でも履きたがらなくて、なんならパジャマのズボンを靴箱に隠蔽したり(ガウン着用のため数日はバレなかった)。中学時代はスカート丈や持ち物では優等生だったくせに爪だけはホステスさんに憧れて生活に支障が出るほど伸ばし、担任ツネヲにドン引きされたりもした(マニキュアは高校デビュー)。
「なんで放課後も他人と一緒にいなければならないのだ!」とクラスで一人だけ帰宅部だったし、「夫婦別姓じゃないんなら結婚なんてしたくない!」と公民の教科書を片手に妹に熱弁を振るう中3だった。

大体のものは受け入れられたり好きなのかもしれないが、嫌なものは嫌、徹底的に拒否する。
そういうふうに反応してしまうのは、大抵が「我が身の自由が脅かされたとき」だ。

野ばら先生が仰るロジックとは違うのかもしれないけれど、これが私のフリルなのかもしれない。
うーん、かわいくないフリルである。

昨日我が家に来てくれた甥っ子(もうすぐ4歳)は、今朝、新しいズボンを履かせようとしたら拒否したらしい。彼は彼なりにすでに「ロジック」を豊穣させているようだ。


今日から如月。
月初業務をしたりしていたら一日があっという間だった。

今宵も安定のサイゼリヤ飲み。
魔の19時に煽られて、ワインを注文。

チーズたっぷりミラノ風ドリアは父も最近ハマっているようだ。


まだお腹が空いていたので、今日はもつ煮込みをチョイス。



白いんげんがホクホクしてて美味。もつもクセが無くて安心した。

風呂上がりにマニキュアを塗りなおす。忙しい!!




1月末、そして2月に入る時期に毎年思い出すことがある。
6年前のこの時期、ジャーナリストの後藤健二さんがシリアで殺害されたニュースが報道された。
報道された日、私はたまたま上野の牡丹苑に行っていた。
苑内には一句詠むコーナーがあり、そこで外国人観光客がiPhone片手に「後藤さん お前の夢は 咲いてるよ!」と詠んでて思わず泣いた。





衝撃的なニュースは6年経っても脳に刻印されたまま。

今夜は、そっと手を合わせた。