世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

揺れた夜

2021年02月13日 23時42分10秒 | Weblog
11時に起床。10時間の睡眠を経て得た熟睡感で、起きた瞬間から元気だった。

二度寝で夢を見ていた。
家族で遊園地に行く夢。
母も父も若く、妹も弟も幼いまま。
乗っている車も私が幼い頃に乗っていた日産ブルーバードだ。
遊園地といっても山の中にあるトロッコ車しかないしょぼい施設で、それでも私達子供はすごく楽しんだ。
弟が車の中でわがままを言って父にたしなめられたり、妹が集合時間に車に戻らなくてなぜか私がLINEで呼び出したり、リアルだけど不思議な夢だった。


そんなことを思い出しながら、電車に揺られる。
後楽園駅で下車。



遅めの昼食はLaQuaの丸亀で明太子うどん。

かしわ天も付けちゃった。美味しい!

元死刑囚・永山則夫さんのイベントが開催されている「水道橋あめにてぃ CAFE 梨の木舎」へ。

2021/02/13 2/13~19 番外編2 永山則夫が残したものin水道橋・梨の木舎 死刑映画週間に連帯して 展示とDVD視聴


店の前で写真を撮っていたら、主催者の市原みちえさんがお出迎えしてくださり、感激。
市原さん、相変わらずとても美しい…。
永山則夫の最後の面会者だ。




16時~のDVD視聴には、私のほかに3人ほどお客さんが来ていた。

19歳の時、4人を殺害した永山則夫さん。
裁判で明らかになったのは、虐待、貧困、児童労働、教育の欠如、愛情の欠如、人間関係の欠如といった、壮絶な少年時代だった。
永山さんは収監後、獄中で学び、1997年の死刑執行までの間に『無知の涙』『木橋』など数々の作品を著した。

「コロナ禍による貧困や虐待で泣いてる子供たちを救え!」という永山さんの声が聞こえたので、今回、緊急事態宣言中でも開催することを決めたと市原さん。
私も、少しでも第二の永山則夫を出さない動きに加担できたらいい。

DVDで見た、網走で捨てられた幼少期の永山さんの様子。
お母さんが青森の板柳に帰ってしまうとき、子供たちはお母さんが乗っている電車を泣きながら追いかけたそうだ。
私にはもうすぐ4歳になる甥っ子がいる。
だからどうしても、その姿を甥っ子に重ね合わせてしまい、涙が止まらなくて困った。

市原さんに挨拶をしてお店を出た。


LaQuaのイルミネーションを見て帰宅。






東京ドーム。




この冬、初めてのイルミネーション。
今年も見られて満足できた。


帰宅後に晩酌。



深夜に大きな地震が来た。
私の住む地域は震度4。
直後から防災無線が鳴り響いてて怖かった。

ドレッサーの上に飾っている某くんからもらった置物がカタカタと鳴ったので、このコたちを守るのに必死。


その後、同窓会LINEがピコピコ。
互いの安否を確認しあった。

嗚呼、怖かった。
10年前の震災を思い出す揺れだった。
今夜、眠れるかな。