世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「KAGAYA氏トークショー&国立天文台見学」

2016年12月17日 23時51分26秒 | Weblog
元来、くじ運はずっと悪くて、ここ一番ではいつもダメな結果しか得られなかった私。
逆に妹はくじ運が良くて、ショッピングセンターでのくじでぬいぐるみ(7等)を当てたり、ミスチルの倍率が高いファンクラブ会員限定ライブに当たったりしていた。

同じ姉妹なのに、何なの、もう。


そんな私に、ついに神様が微笑んでくれた2016年冬。


奇跡到来!!



スペシャルイベント「KAGAYA氏トークショー&国立天文台見学」
に当選したったのである!!

30人に入れた~!!



【KAGAYA氏トークショー&国立天文台見学(台内施設&4D2U)】
<スケジュール>
12月17日(土)
12:00   三鷹「天文☆科学情報スペース」集合
12:15   トークショー&サイン会スタート
13:30   トークショー&サイン会終了、各自バス等で国立天文台へ移動
14:30   国立天文台施設見学スタート
16:30   4D2U特別上映
17:00ごろ 現地解散


昨日はN係長と飲み、「朝起きられるかなあ」と不安だったのだが、すんなりと起きられた。



三鷹駅を歩いていると、声を掛けられた。
よく見ると、去年、KAGAYAさんのイベントで知り合ったSさんだった。
話を聞くと、彼女も今日のイベントに当選したらしい。

その隣には、関西から来たNさんという女子。
三人ともずっと昔からの友達というような感じで、数秒で打ち解けた。

さて、先週も訪れた天文☆科学情報スペース。
中に入ると、KAGAYAさんが・・・!!



トークショーが始まる前に、ビクセンの方からご挨拶があった。
このイベント、やはりすごい倍率だったとのこと。







KAGAYAさん、登場。
今回の写真集「天空讃歌」の写真の生解説。
あの幻想的な写真を撮った方の生の言葉が聴けて有難かった。

撮影場所に行く前に予めどんな写真が撮れるのかを確認。
現地に着いたら日中その場所を歩いて確認する。
・・・という説明や、少年時代に星空の写真を撮るべく登った実家の屋根をドローン撮影した映像など、とても興味深かった。


夢を持って実行したこと(ハワイでイルカと遊ぶこと、オーロラを見ること)など、一つ一つをクリアしてきたKAGAYAさん。

「こんな私にもまだ夢があるんです」

それは月に行くこと。

ビッグ!!

月から地球を撮影したKAGAYAさんの作品をぜひとも拝見したい。



一番感動したのは、高知で撮影したこの桜の写真。
高知のほかの桜は散ってしまっていたけれども、この(お目当ての)桜はKAGAYAさんが来るまでずっと咲いててくれたというお話。
一晩かけてゆっくり散っていったというエピソードでちょっと泣きそうになってしまった。





続いてサイン会。

先週、「天空讃歌」を持参し忘れた私。
今日は「天空讃歌」「銀河鉄道の夜」「富士の星暦」も持参し、サインしていただいた。

神対応すぎ!!

チキンな私は震えながら
「貴重なお話をありがとうございます」
と言うことしかできなかった。




ウユニ湖に佇むKAGAYAさんと吉熊。






バス停までぞろぞろ歩く。
なんとKAGAYAさんもご一緒に!!
何かのツアーか修学旅行みたくて、本当に面白かった。


国立天文台、到着!!
私は初上陸。超興奮!!


正門に佇むKAGAYAさん。入学式の小学生みたい。



国立天文台ったら、渡部潤一先生じゃんね。
渡部先生、ここで働いていらっしゃるのか。
すごい!聖地だ!!



国立天文台の人の案内で敷地内を歩く。




★太陽塔望遠鏡
(アインシュタイン塔)
→普段は入れない塔。
たぶんもう二度と入れないような気がする。

おとぎの国の要塞のような建物。








地下は資料館のようになっている。
















★第一赤道儀室
→今日は一日、黒点が見えなかったらしい。
全俺が萌えるほど清楚な佇まい。





お菓子を食べるKAGAYAさん。


望遠鏡を覗くKAGAYAさん。







★65センチメートル屈折望遠鏡
(天文台歴史館)
床が可動式。一度に30人しか内側に入れない。







壁面の資料で15年ほど前にKAGAYAさんが描いた絵も飾られている。


他の写真もとても美しくて見入ってしまった。





展示室にて。


私の大好きなアルマ望遠鏡。





休憩室にて、KAGAYAさんと談笑。
といっても緊張して話せない私。



4D2U特別上映。
特殊なメガネを装着して観る。
浮遊感、半端ない。
http://4d2u.nao.ac.jp/html/movie/CVFlat.html


真っ暗な天文台敷地内を歩き、KAGAYAさんと一緒に三鷹駅までバスに揺られる。

三鷹駅まで送ってくださるKAGAYAさん。
本当、ジェントルマンだ。


自分の人生にこんなに素敵なオプションがついていただなんて・・・!!
まさに夢のような半日だった。
たくさん笑って、たくさん感動した。





素敵な友達もできたし、なかなか見られないものも見られた。

そして、世界中を飛び回り、心に迫る写真を撮られているKAGAYAさんと半日一緒にいられる豪華な体験ができ、感無量である。

毎日会社と家の往復で、世界を見る目が狭まっていることを日々実感している。
真っ暗な夜道を歩いて、星の存在をも感じられない帰り道。
そんな毎日だが、帰宅後、ネットに上げられるKAGAYAさんの写真を見る度に「嗚呼、世界にはこんなに素敵な場所があるんだ」と思う。
夢を持つことすら忘れかけている私に「夢を持って実現していくこと」の尊さを、天空で奏で合う星たちが教えてくれている、そんな気がした。




コメント (2)