世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「落花生」をつまみ食い

2016年12月14日 22時35分58秒 | Weblog
毎日、息を吐く暇も無い。
忙しい。忙しすぎる。

そんな中、今日はAmazonから荷物が届き、うはうは。



嶽本野ばら先生が寄稿された「旅の終わり、始まりの旅」
本書で「死霊婚」という作品を寄せている。

そして!
「パッチワーク」

これ、なぜか持っていなかったのである。
私が嶽本野ばら先生を知る切欠になった「美的」に載っていたあの文章に会いたくなって購入した。
彼氏が手作りの料理を嫌うという悩みを持った女の子にアドバイスする構成で

「僕も貴方の彼と同様、料理で自分の点数を上げようとする女のコは苦手です。いらないというのにデートに手作りのお弁当を持ってこられたので、腹が立って、ゴミ箱に捨てたことがあるぐらいの手料理嫌いです」

という、この部分で野ばら先生のことが好きになってしまった。

こういう一般的に言いにくいことをきっぱりと言える潔さ。
読んでいて気持ちが良くなってしまう。


「パッチワーク」の野ばら先生。


美しい。



今年上梓された「落花生」でも、そのロックな野ばら節は全開で
「嫌なものは嫌」
と書いている。







「でも、嫌なものは嫌なのです。
損したって、嫌なものは嫌だ。」



嗚呼、もう少し若い時にこの言葉を知っていたら、傷つかなくてもいいことってたくさんあっただろうに。

特に、20代後半、独身主義者(超原理主義)の私に、やれ結婚だのやれ出産だのを推奨してきた迷惑極まりない、クソを具現化したような外野に向けて、この一文を突きつけることができただろう。
その粘着ちっくなキモさに、私は怯えることしかできなかった。




嫌なものは嫌



素敵!!



野ばら先生の文章を読むと強くなれる。
芯が目覚めるというか。


冒頭で忙しいと述べているにもかかわらず、「落花生」をつまみ食い(読み)してしまう体たらく。




あと、今日はAmazonでシャンプーとトリートメント(いずれも業務用)をゲット。
半年ほど持つので重宝している。
シャンプーはロレッタ「まいにちのすっきりシャンプー」、トリートメントは「エルコス リバイジング」。
美容院で販売されているものを業者サイズでしかも格安に買えるだなんて・・・!Amazon、すごい!!!




お昼はこう見ても「中華弁当」
経営管理室内で「どこが中華なんだ?」と、ざわついた。



吉熊、どんぐりブレスレット・リングをしている。キャワユス!!



さて、明日も荒波の続き。

つまみ食いした「落花生」を味方にして、生き抜こう。


そうそう、今夜はすごく美しい満月が夜空を飾っている。

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KAGAYAさんの写真技術はすごいなあ。



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