昼に起きた。昨晩は寝つきが悪く、そして明け方も何度か目が覚めた。薬はちゃんと飲んでいるのだが。
中途覚醒したとき、「ここはどこ?」と思ったことを強烈に覚えている。私が帰省中に使用しているのは生前の祖母が使用していた介護用ベッドで、横に転落防止用の柵がある。その鉄製の柵のひんやりとした感触が足に伝わってきて「嗚呼、ここは実家だ」と安堵をし、そしてまた意識が落ちていったことも覚えている。
昼に起きたとき、窓が曇天を感じさせるような色をしていたのと、漣のような音で、雨が降っているのを感じた。
コンタクトレンズを入れて1階に降りると両親は食事を終え、テレビを見ていた。
出された朝食を摂り、化粧をする。
その後、家の庭に咲いている花々を撮影。
噂の石臼。どっちり。
「吉熊、落ちないように気をつけてね」
来る度に植物が増えていく。
母ヨーコたんはターシャ・テューダーを目指しているっぽい。
家を建て替えて、好きな花々を買い求めて世話をすることが至福らしい。
萩は雨のしずくを纏って、ひっそりと佇んでいた。
花言葉は「思案」「内気」「柔軟な精神」。
私の気質とは対極にあるような花である。
玄関の置物。
父の中学校時代の友人が石垣島に住んでいて、昨年遊びに来た際のお土産・シーサー。
何とも言えない表情にいつも心がほっこりする。
両親とハードオフに行く。
本以外に色々な物が売っていて面白い。
店内は大変混雑していた。
父クマパパは室井佑月の本を購入した。
室井佑月は石橋高校出身で、父の後輩、私の先輩になる。
「最近よく朝のワイドショーで見るので一冊ぐらいは読んでみようと思って」とのこと。
私は角田光代、姜尚中の本を購入。
ステーキ宮へ。
少し早めの晩御飯。ハンバーグ、美味しい。
宮のたれは絶品。私はこの味で育った。たれだけでご飯3杯はいける。
宮のたれ味のポテトチップスも出している。恐るべし、宮のたれ。
ここはステーキやハンバーグもおいしいのだが、ドリンクバーのアイスコーヒーが絶品。
喫茶店のコーヒーよりもコクがあるので、三人でいつもお代わりをしている。
食後、店外で一服。
子ども科学館のH-Ⅱロケットが遠くにかすんで見える。
ご覧の通り、すごい湿気。
帰宅し、両親とお茶を飲みながらゆっくり話す。
次回会うのはきっと、妹の結婚式になりそうだ。
薄給である私を案じ、母はカップラーメンなど、様々なものを持たせてくれた。
救援物資・・・助かる。ありがとう。
父の車で駅まで送ってもらい、18時48分発の電車で雀宮を発つ。
ホームで電車を待っていたとき、そこら中で何かを焼いたにおいがした。
きっと田畑で何かを燃やしたにおいなのだろう。
この時季特有の秋のにおいだと思い出す。
脳の中、海馬あたりに幼き頃の秋が舞う。
どんぐり拾い、秋の遠足、マラソン大会、運動会。
それらの思い出は引っ張り出すと、高くなった青い空、吸いこむと鼻の奥がつんとする冷気をも巻き添えにして脳に広がる。
秋の帰省は、帰京の際、少し寂しくなる。
さようなら、雀宮。
明日からまた仕事。
頑張ろう~。
中途覚醒したとき、「ここはどこ?」と思ったことを強烈に覚えている。私が帰省中に使用しているのは生前の祖母が使用していた介護用ベッドで、横に転落防止用の柵がある。その鉄製の柵のひんやりとした感触が足に伝わってきて「嗚呼、ここは実家だ」と安堵をし、そしてまた意識が落ちていったことも覚えている。
昼に起きたとき、窓が曇天を感じさせるような色をしていたのと、漣のような音で、雨が降っているのを感じた。
コンタクトレンズを入れて1階に降りると両親は食事を終え、テレビを見ていた。
出された朝食を摂り、化粧をする。
その後、家の庭に咲いている花々を撮影。
噂の石臼。どっちり。
「吉熊、落ちないように気をつけてね」
来る度に植物が増えていく。
母ヨーコたんはターシャ・テューダーを目指しているっぽい。
家を建て替えて、好きな花々を買い求めて世話をすることが至福らしい。
萩は雨のしずくを纏って、ひっそりと佇んでいた。
花言葉は「思案」「内気」「柔軟な精神」。
私の気質とは対極にあるような花である。
玄関の置物。
父の中学校時代の友人が石垣島に住んでいて、昨年遊びに来た際のお土産・シーサー。
何とも言えない表情にいつも心がほっこりする。
両親とハードオフに行く。
本以外に色々な物が売っていて面白い。
店内は大変混雑していた。
父クマパパは室井佑月の本を購入した。
室井佑月は石橋高校出身で、父の後輩、私の先輩になる。
「最近よく朝のワイドショーで見るので一冊ぐらいは読んでみようと思って」とのこと。
私は角田光代、姜尚中の本を購入。
ステーキ宮へ。
少し早めの晩御飯。ハンバーグ、美味しい。
宮のたれは絶品。私はこの味で育った。たれだけでご飯3杯はいける。
宮のたれ味のポテトチップスも出している。恐るべし、宮のたれ。
ここはステーキやハンバーグもおいしいのだが、ドリンクバーのアイスコーヒーが絶品。
喫茶店のコーヒーよりもコクがあるので、三人でいつもお代わりをしている。
食後、店外で一服。
子ども科学館のH-Ⅱロケットが遠くにかすんで見える。
ご覧の通り、すごい湿気。
帰宅し、両親とお茶を飲みながらゆっくり話す。
次回会うのはきっと、妹の結婚式になりそうだ。
薄給である私を案じ、母はカップラーメンなど、様々なものを持たせてくれた。
救援物資・・・助かる。ありがとう。
父の車で駅まで送ってもらい、18時48分発の電車で雀宮を発つ。
ホームで電車を待っていたとき、そこら中で何かを焼いたにおいがした。
きっと田畑で何かを燃やしたにおいなのだろう。
この時季特有の秋のにおいだと思い出す。
脳の中、海馬あたりに幼き頃の秋が舞う。
どんぐり拾い、秋の遠足、マラソン大会、運動会。
それらの思い出は引っ張り出すと、高くなった青い空、吸いこむと鼻の奥がつんとする冷気をも巻き添えにして脳に広がる。
秋の帰省は、帰京の際、少し寂しくなる。
さようなら、雀宮。
明日からまた仕事。
頑張ろう~。