世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

会社歳時記

2015年10月30日 21時25分54秒 | Weblog
会社の健康診断が開催された。
当社の健康診断はレントゲン車が会社に来るというアットホームなものである。
人事部の担当者が進捗を確認しながら各部を回り「そろそろですよ。準備をお願いします」と言いに来る。

担当者が私の後ろの席のおじさんに
「少し早いのですがそろそろご準備をお願いします」
と声をかけたところ
「えぇ?もう?いきなり言われても困っちゃうんだよな。俺たちは仕事があるんだよ!」
と大声で言うんである。おじさん。
・・・てかさ、さっきまでエロサイトと競馬のサイトを閲覧していたよね?と思ってしまった。



そんなこんなで午後、私と後輩女子Cちゃんにもお呼びがかかった。
自席にて、イヤリングや指輪を外し、ジャケットを脱いで少しでも体重を減らそうとする私に
「もうさ、パンツも脱いじゃえよ」
と吉熊上司。
それはまずいですってば。


Cちゃんとレントゲン車に乗り込む。
毎年この日は晴れる。今日も外は小春日和だ。

レントゲン撮影時に
「肺に影が写りませんように」
と念じる。
毎年念じている。たまに心霊写真のように何かが写りこむので。


続いて採尿。
終わった後、紙コップに書かれた番号と同じ番号の場所に置くのに、誰かが間違っているのを発見した。
誰だろ?気になる。

身長は昨年と変わらず。
体重は昨年より数百グラム増えた。ピルを飲んでいるからかな。
美容体重までには届かぬ。・・・妹の結婚式までにはもう少し減らさないと。

視力はレンズを入れた状態で右が1.2、左が1.5。
血圧は上が120、下が60。まあこんなもんかね。

カーテンで仕切られた場所に入り、おばあちゃんみたいな内科の先生に診てもらう。
オプションでインフルエンザの予防接種も受けられるが、注射が怖いので毎年受けていない。
そもそもインフルエンザに感染したことがないので、危機感なし。

甲状腺や心音を診てもらった後、
「爪を見せてくださらない?」
と、おばあちゃんみたいな先生に言われたので見せたけど・・・。



これですから。





きっと爪の色で貧血かどうかを診たかったのだと思う。
ごめんよ。

「まあね。みんなそうよね、今は」
と、おばあちゃんみたいな先生は微笑み、全工程、終了。


席に戻り、感想を吉熊上司・ほっしーと述べ合いながらイヤリングと指輪を装着。
今年もこれが終わったということは・・・いよいよ年末も近いっていうことだな。
一年なんてあっという間だと改めて思う。
会社の歳時記を感じつつ、月末業務を遂行。
釣瓶落としのような夕方を駆け抜け、定時に会社を脱出。


今日は給料日なので餃子を食べた。
餃子を食べているときが一番幸せ。


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