世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

駆け抜けた一日

2015年04月14日 22時58分37秒 | Weblog
天気予報通り、今日も雨。
卯月に入ってから雨の日が多い。
ちなみに明日も雨らしい。しかも雹が降るという噂・・・。

今日の昼休み、好きな音楽に就いて喫煙所クラスタの皆さんと語り合った。
後輩男子ほっしーが
「自分、L'Arc〜en〜CielとGLAYに感銘を受け、実はバンドでドラムをやっています」
と言っててビックリ。
大人しい彼がバンドをしていただなんて意外だ。

やがて、L'Arc〜en〜Ciel「NEO UNIVERSE」に話が移行。
資生堂の口紅ブランド「ピエヌ」のCMとして2000年1月頃に頻繁に流れていた。
打ち込み系の透き通った音楽と眩しい光を受けながら軽やかなステップを踏む一色紗英が印象的。
キャッチコピーは「メイクはミーをハッピー」
懐かしいっ!
2000年春・・・大学卒業間近でこれから社会人という気が重いときを思い出す。
世代が近いN係長が「覚えてる~」と仰ってくれて嬉しかった。N係長ラヴ。


始業開始直後は株価の寄り付きを確認し、その日のTo Doリストを作成。
今日はその項目をちゃきちゃきと塗りつぶせたので、定時にて華麗に社屋を脱出。

2週間に一度の心療内科デー。
待ち時間2時間半。
今日は待合室に患者さんが少なくてラッキーと思っていたのだが、前の前の前の人が1時間も診察室をジャックしていたので、こんな時間に。

夏にベトナム行きを決めたので、林真理子先生の「戦争特派員」を読み返す。上下巻にもおよぶ大作であるが、もう8回以上も読み返している。
1988年頃の東京を舞台にした話で、浮かれたバブル期の華やかさを纏いながら生きる28歳の主人公が、ベトナムから帰ってきた戦争特派員の梶原(中年男性)に猛烈アタックする様子が大変いじらしくて好き。好きすぎて、林真理子先生のサイン会で本作品にもサインをお願いしてしまったぐらいだ。
心理描写が大変瑞々しい。臨場感溢れる背景描写も秀逸で、当時の東京やベトナムを知らない私でも容易に想像しやすい。
本作品、ベトナム旅行に持参、確定。


診察は、確認にとどまった。
クマ医師、なぜかお疲れのもよう。
「どうしましたか?」
と逆に問いたくなってしまった。
新卒研修を恙無く終えたことを喜んでくれた。

マイスリーはとりあえず翌日休みだというときに断ってみましょう、とのこと。
・・・へいへいほー。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散

帰り道、雨は既に上がっていて、濡れたアスファルトはネオンの彩りを宿していた。
その上を酔っ払ったサラリーマン達が大声を張り上げながら歩いている。
薬が入ったビニール袋をぶら下げた私は、駅前の喫煙所で一服をし、餃子を食べて帰宅。

ふ~。

今日も一日駆け抜けた。
明日も頑張ろう。