日常活性化

気付いたら夕方だった。相変わらず忙しい。予算作成に集中する傍ら、他の業務も担っている。後輩女子Cちゃんから引き継いだ業務（消耗品発注）に大幅に時間を取られてしまっていることが発覚。明日はもっと素早くできるようにしよう。

後輩女子Cちゃんが他部署に奉公に出てから、吉熊上司の来客時のお茶は私が出している。いかに少ない茶葉で吉熊上司好みの渋いお茶が淹れられるかが腕の見せどころ。
「鼻くそとか盛られているんじゃないか。大丈夫かな」
と心配なさる吉熊上司に意味深な笑みを浮かべ、潔癖性の彼を不安に陥れるのも楽しみの一つ。うふ。

冬は日が短いのでセロトニンの働きが悪くなる。予防策として、昼休みは極力、会社に隣接する公園で光合成に励んでいる。
今日は吉熊と同伴出勤。ひゃっほう！
お日様ぽかぽか、気持ちいい。







私　「時間だよ。帰るよ」
吉熊「嫌だもん。まだいるもん」



昼休みが終わっちゃうよ。
聞き分けの悪いクマなんだから、もう！
宥めすかし、ようやく帰社して私はトイレで歯磨きタイム。



「あれ？このクマ、だぁれ？」

あなただよ。


今日は歯医者さんの日。プチ残業をし、会社近くの歯医者さんへ。

待合室にあるキッズルームでは女児が一人で玩具に興じていた。
彼女の母親は治療中らしい。
彼女に「私も混ぜておくれ」と依頼。
快諾を得たので私もキッズルームに入場した。

「あ、それはメロンパンマンだよ」
と、メロンパンの存在を彼女に教えてもらった。
そんな登場人物いたんだ。

「食パンマンは、どーこだ？」
と彼女を惑わせてみた。
おもちゃの箱の中などを必死になって探している女児の様子が面白かった。
…食パンマン、いないのに。



私の名前が呼ばれた。
「じゃーな。あばよ」
と診察室に向かう私に彼女は
「おねーたん、ばいばい」
と手を振った。
ちょっとした異文化コミュニケーションを体感。


縁上歯石除去3回目。
真っ白い歯がたまらなく嬉しい。
でもまた煙草のヤニがすぐに付着するんだろう。
賽の河原状態である。
数週間置いて、あとは点検と縁下歯石除去を受ける予定。
縁下歯石除去とは歯肉の下の歯石をとるんだそうな。
メリットは歯周病を防げること。でも痛いので麻酔も打つらしい。
…激しく鬱。ガクブル。

公園で遊び、女児に遊んでもらい、なんだか脳が活性化した。
たまにはこんな日も良い。