世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

『第2回さいたま市与野本町コミュニティセンターまつり』

2010年02月20日 23時31分01秒 | Weblog
夕方、(劇)レインボウ城!さんのお芝居を観に与野本町へ。以前、友達が住んでいて何回か上陸をしたことがある与野本町。駅ビルのスーパー・与野フードで酒やら食べ物を買い、家飲みをしたっけ。
与野本町へ行くには埼京線を利用するのだが、埼京線は高いところに線路があるので眺めが良い。

駅から徒歩3分の与野本町コミュニティーセンターへ。


職場の先輩が在籍している(劇)レインボウ城!さんの芝居を初めて観たのは2003年の夏だった。池袋に用事があり、「そういえば、この辺でやるっていっていたなあ、先輩。行ってみようかな」という軽い気持ちで観たら、ハマってしまった。ああ、芝居ってこんなに楽しいんだなって思った。あれからほぼ皆勤賞な私。すっかり城の虜になってしまった。

いつもは後輩女子Cちゃんか妹と来るのであるが、今日は二人とも用事があるらしく、私一人、いや吉熊と参城。

『第2回さいたま市与野本町コミュニティセンターまつり』

今日は三本立て。

「悪魔のひな祭り」
キタコレ!虹色コメディ。初っぱなから笑いっぱなし。娘の成長を願いつつも、その成長をどこか寂しく思う男寡婦の父親の気持ちが上手く表現できていた。娘に良きひな祭りの思い出をと画策し、親戚を巻き込んむ父親がお茶目だった。
♪たらちねの~という短歌(?)で踊るシーンが良かった。


「絶対霊感」
数年前に観たことがある。好きな作品。シリアスな内容かと思いきや、裏切られる。ホラーコメディというジャンルを初めて知った。
詩織と瞬の回想シーンで「パガニーニの主題による狂詩曲」が流れていたのが嬉しかった。


「ルームメイト3-戦国同居人、かくなる上は!-」
栃木弁、炸裂。イントネーション、あれ、完璧だべ。栃木出身で栃木訛り検定試験1級の私が言うんだから本当。


今回は小さい会場だったので、熱気溢れる役者さんの演技を間近で観られた。いつもは遠くから眺めるように観ているんだが、これからはなるべく前の方の席に座ろうと決意。

帰り際、前野ハトゥーン姫と挨拶を交わすことができたし、先輩紳士と会話もできたし、良い一日だった。先輩紳士は会社の先輩で、喫煙所仲間でもある。いつも珍しい煙草をくれたり蔵書を貸してくださるジェントルマンだ。

今回も事前にDMをいただいていた。
そこにはちゃんとクマの絵が!!!!!!
このようなお気遣い、とても嬉しい。


毎回、痛快で、でも帰り道に考える宿題を与えてくださる(劇)レインボウ城!さんの芝居。コメディであそこまで訴えることができるなんてスゴいと思うし、どの作品もオリジナルっつーのが信じられない。伏線の張り方とか秀逸。

次回の公演も楽しみにしてる。


明日も与野本町コミュニティセンターで上演するので、お近くにお住まいの方は是非。
オススメです。



今夜はラフマニノフを聴きながら寝よう。
青いバラ ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
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