世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

YOU ARE THE ONE 

2009年05月11日 23時10分17秒 | Weblog
小室さんをめぐる一連の詐欺事件。
検察は懲役5年を求刑していたが、大阪地裁は、「被害者に被害弁償と慰謝料を支払っているほか、音楽業界などから期待する声も大きい」として、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。

とりあえずこの執行猶予という言葉に安心した。

小室さん自身も「実刑かと思った」と言っていたが、私もそうだと思っていた。
でも心の中には「偏食が多い小室さんが、荒々しい塀の中で生きられるはずがない」と確信に似た何かがあった。

寛大な判決だったと思う。
「愚直に生きて欲しい」という裁判官の心意気に感謝である。

今朝の通勤ソングは小室さんの珠玉の名曲を集めたものをチョイスした。
願掛けである。

いつも私の傍らにいてくれた小室さんの音楽たち。

大学受験のときも、就活のときも。
社会人になって凹んだときも。
嬉しいときも。
恋をしていたときも。
いつもいつも。
私の傍にいて勇気をくれた。

罪は消えない。
でも功績も消えない。

この機会をバネに、彼にはまた新しい音楽を作って欲しい。
過ちを犯したら償う姿勢が大切だもの。
小室さんにはそれができそうな気がするの。


やっぱり、小室さんが好きだ~!

でも…昨年、尚美学園大学で見たときよりも、小室さん…老けたかなー…。
ちょっと心配。


「明日もし君がいなくて ひとりきりもし走るのなら
 明日もし信じることが 何もかも見えなくなったら

 とっておきのいかした勇気と愛情
 おまえはとっくに 身についているはずだろう?
 これから未来に向かって 走っていきたいんだろう?
 人を傷つけず がんばって生きてるんだろう?」

「YOU ARE THE ONE」の歌詞を読んでしみじみとしてしまう夜である。
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FACES PLACES

2009年05月11日 23時07分39秒 | Weblog
歯医者デー。

今日の治療は右奥歯下。
先日型を採った銀歯を入れてもらった。
真田先生は相変わらず真田広之に似ていてかっこよかった。
何が似てるって、やはり鼻筋ではないだろうか。あと涼やかなんだが強い眼光とか。
そんな美男子に口の中をこねくり回されることの快感を、最近の私は否定できない。


銀歯の高さを調節するときに
「思いっきり噛んで!」
と言われたので、うんと強く噛んだんだが、タイミングが悪く、真田先生の指を噛んでしまった!

咄嗟に
「もめんなはい(ごめんなさい)」
と謝罪したら
「だ…だ…大丈夫だよ」
とひきつり笑い声で返答された。
痛かったに違いない。

以前、治療中に思い出し笑いをした私は、彼の顔に唾を顔射してしまったことがあった。

噛まれたり顔射されたり。
歯医者さんも大変だ。

歯科衛生士さんと話す時間があった。
二十歳の彼女は小学生から「ゆず」のファンであるらしい。
うちの妹・芋子もゆずが好き。
ゆずの出身校である「岡村中学」のジャージを所持している。
そんな話をしたら、歯科衛生士さんも
「勿論持っていますよ」
と。

思わぬところで話が盛り上がった。


それにしても、少なくとも10年前の私はこの歯医者の存在を知らなかった。
いや、働いているこの土地のことも知らなかった。
それなのに、今は当たり前のようにこの土地で生活をしている。

たまに不思議で不思議でたまらなくなる。

もしかすると、生きるって、こういうことなのかと思う。

知らなかった土地と出会い、知らなかった人と出会う。

そして、知らなかった自分に出会う。

その繰り返しなんではないだろうか。
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