世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「日本アカデミー賞」

2009年02月20日 23時45分00秒 | Weblog
「日本アカデミー賞」の授与式のもようをテレビで観た。

結果は「おくりびと」が、各賞を総ナメ状態。
細切れシーンを観て、映画で「おくりびと」を観た時の感動が胸に蘇ってきた。

納棺師という難しい役柄を演じた本木さんの演技、脚本、音楽も全て良かったので頷きながら番組を観ていた。

観た映画の、作品なり俳優なり音楽がノミネートされると興奮する。
「おくりびと」もそうだが、特に「歩いても 歩いても」で母親役を演じた樹木希林が助演女優賞を受賞したのも嬉しかった。あの映画に出ていた樹木希林…言動が私の母に酷似している…。

☆「おくりびと」の感想
☆「歩いても 歩いても」の感想

私にはリアルタイムで番組の興奮を分かち合う人がいない。
CMの最中ごとに母と電話で感想を述べ合っていた。

余貴美子の着物(辻が花)が云々、松雪泰子が綺麗、など。
…そして番組進行役のお笑い芸人への糾弾も。

私はお笑いが嫌いでも何でもないが、今回、この番組の進行役に「タカアンドトシ」を起用した番組サイドにはものすごく腹が立った。
彼らの芸風がそうなのかもしれないが、相方の頭部を連続して殴打する様子は見ていてあまり気持ちがよいものではない。
しかも番組を「進行」する役割を担っているはずなのに、自らの芸を披露することに情熱を注ぎすぎてしまっていて、空気が読めていなかったように見えた。
映画の説明が流れているのに、それを打ち消す彼らの会話が非常に耳障りだった。
「うるさい!」と、思わずリモコンをテレビに投げつけてしまう始末…。
これは彼らが悪いのではなく、彼らを起用した者の責任だと思う。
楽しみにしていた番組だったので、非常に残念だった。

来年に期待しよう。

今、「日航ジャンボ機墜落 朝日新聞の24時」(朝日新聞社会部編)を読んでいるので、「クライマーズ・ハイ」をレンタルして観たいなと想った。

今年もいい映画に出会いたい。

とりあえず、6月上映予定の「ハゲタカ」(映画版)が、待ち遠しい。
鷲津政彦役の大森南朋さんが最優秀主演男優賞を取れますように…!
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