世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

世界の山ちゃん

2009年02月27日 21時50分20秒 | Weblog
雨は昼前に雪に変わった。
湿気を含んだ雪が途切れなく降るのを、同じフロアの人たちは窓越しにチラチラ見ていた。
この冬初めての雪。
本来だったら今日、歯医者のあとに同期会に参加する予定だった。

全国各地を行脚し、店長になった同期たち。
みんな関東に戻ってきたから飲もうと思っていたのに。

「雪降ったから中止ね」
とメールがあり、残念無念。

ちえっ。

でも、楽しみが延びたと思うようにした。


画像は他部署の先輩からいただいたキャンデー。

名古屋名物 世界の山ちゃん

幻の手羽先

…どんなんだ?
幻の手羽先。
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エレガント部長

2009年02月27日 21時49分23秒 | Weblog
歯医者デー。

●●●ィ~(部長)がいないのをいいことに、マッハで定時上がり。
脱兎のごとく。

そして歯医者へ!

待合室で待つ。
なんだか視界の端にエレガントな光が…!

何?と思ったら他部長の部長が一生懸命にブーツを脱いでいるではないか。

物腰がソフトでエレガントな殿方である。
「あれ、あれ…んしょっ…ん…」
と言いながらブーツを脱ぎ、こっちに向かってきた。

立ち上がって挨拶をする私に、
「あら!あなたも!?どれぐらい通われていらっしゃるの?大変だわよね、お互い」
と笑う彼。

互いに椅子に腰かける。
鞄からゴソゴソと何かを出している彼。
何?
何が出てくるの?

横目で観察をしていると…これまたエレガントな海外の雑誌が出てくるではないか!
しかも熟読してるし。

どんだけエレガントなんだよ?

頁を捲る音が、小さな待合室に麗しくこだましてた…。

院内のBGM「展覧会の絵」と彼のオーラが非常にマッチしていて、なんかもう、それはミステリアスな世界観を醸し出していた。
目が離せない…。

先に名前呼ばれて診察室で治療を受けている私の隣の席で、彼も呼ばれて待機しているもよう。

私には真田先生が、彼には歯科衛生士さんが付いた。

ガラスのパーテーション1枚隔ててお互いカバみたいに口を開けているこの今って…と思ったら、急に笑いが。

普段エレガントに生きている彼だって人の子。
エレガンスは医療行為には勝てない。

パーテーションの向こう。
「では磨き方チェックしましょうね。〇〇さん(彼)、いつも通り磨いてみてください」
と言われた彼はしおらしく
「はい」
と呟く。

「…あ~あ~!ダメですよー。強すぎです!歯茎がなくなっちゃいますよ。持ち方はこうですよ~」

という歯科衛生士の言葉に
「ぐぁい」
と返答する彼。
歯ブラシをくわえながら返事してるのね…。

いくら会社の近隣にあり、当社の保健室状態にあるこの歯科医院でもプライベートはプライベート。
その領域に簡単に踏み込まれ、また逆に踏み込むことができるこの場が、面白くてたまらない。


ちなみに私の根管治療はあまり上手くいってないもよう。
根が細くてやりずらいと宣告された。

根が細くて、ネを上げそうだネ。
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