世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

アンコントロール

2009年02月18日 22時23分48秒 | Weblog
昼過ぎ、生理到来。

朝からド鬱の沼をさ迷う。

「アンコントロール!アンコントロール!」
とは、日航機墜落事故のボイスレコーダーに残された機長の声だが、まさに今朝の私は、自分を制御できない状態だった。
起死観念が強く、何もする気が起きず。…でも仕事はあるわけで。

生理が到来した途端、驚くほど呆気なくいつもの精神状態に戻った。
いったい、なんだったんだろう…あれは。

自分で自分が制御できない、しかもそれが精神状態であるという苦痛は、泣きたいほど辛い。


痛みは最近あまりない。
しかし、念には念をということで、仕事中にさりげなくツボ(三陰交)を押していた。

暇そうに見えたのだろうか。

●●●ィ~(部長)に用事を頼まれたりした。

今日の彼は、時々フロア全体を見渡していた。
その様子がミーアキャットのようで可愛いかった。

少しでも無駄な経費を削ろうと彼も必死のようだ。

当社の次期社長である彼の肩には目には見えない色々なものが乗っかっていて、見ていて苦しくなるときがある。

社運を乗せた当社のフライトは、機長である彼に委ねられている。


こういう比喩をすると、決まって私の役割は堀ちえみなワケで。
「教官!」、そしてグズでのろまなカメだと相場が決まっているワケで…。


そろそろ片平なぎさみたいに両方の手袋を歯で外し、あんなふうに罵倒の一つもしてみたいものである。
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見送る人

2009年02月18日 22時23分18秒 | Weblog
毎朝、コンセントや灰皿、施錠の確認に余念がない。

何度も確認しているのに、どうしても気になってしまい、今日はついに途中で家に引き返してしまった。
電車を2本遅らせた。

そんな日もあるわな。

毎朝コンロを確認するときに、挨拶する相手がいる。

台所の壁に貼付してあるシールに描かれたその人の存在をまじまじと感じるようになったのは、つい最近のことである。

彼の「OKサイン」に見送られて出社すると、なぜか気分が落ち着く。

強迫性障害はたしかに不便なことが多々してある。

しかし、こんな小さなことに気づいたり、何かを感じたりすることもできるようになったのは、この障害があったからだと思う…てか、思いたい。


明日も、よろしくね。

…あ、名前決めていないや。

何て呼ぼう…?
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