世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

残酷なニートのテーゼ 

2008年03月31日 22時43分34秒 | Weblog
最近のお気に入り♪
「残酷なニートのテーゼ」
(http://jp.youtube.com/watch?v=z9vRiXtrwyM&feature=related)


残酷な社会の底辺
青年よ
ニートになれ

老いた親が今
部屋のドアを叩いても
画面だけを ただ見つめて
微笑んでる あなた

暇を潰すもの
レスすることに夢中で
就職さえ
ままならない
痛いだけの日々

だけどいつか気付くでしょう
その暮らしには
遥か未来目指すための
夢がない事

残酷なニートのテーゼ
窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしるやる気の無さで
両親を裏切るなら
このドアをいまだ出られぬ
青年よ
ニートになれ!

ずっとパラサイト
家は私のゆりかご
また今夜も
夢の2ch
眠らず朝が来る

細いケーブルを
月明かりが照らしてる
世界中の人と共に
消え去りたいけど

もしも友と逢えた時に語り合うなら
奴は聞くよ「お前は今 何をしてるの?」

残酷な社会のルール
苦しみがそして始まる
両親の他界目にして
現実に目覚めたとき

誰よりも世間を知らぬ
青年よ
ニートであれ

親は金を残して逝き
未来を憂う
社会なんて出れないまま
私は生きる

残酷なニートのテーゼ
窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしる無気力感で
両親を裏切るなら
このドアを永久に出られぬ
青年よ
ニートであれ!

コメント (4)

心に麻酔を

2008年03月31日 22時26分54秒 | Weblog
「お花見行きましたかー?」

歯の治療中、そんなことを尋ねてきた真田医師。
そう、今日は麗しの歯医者デー。
歯だけではなく、心まで削られている私。
真田広之似の歯科医に萌え始めて早2ヶ月ちょと。

私「この土日は実家に帰ってまして…」

先生「実家はどちらなの?」

私「栃木です」

先生「じゃあまだ桜は咲いていないかな」

私「昨日、雨でしたし」

先生「そうそう。せっかくお花見行こうとしたら雨で。結局デパート行って終わっちゃいました」

え?
嫌な予感…。

先生「デパートの化粧品売り場で放っとかれるって、男には辛いものですよ」

嗚呼、やっぱり。

先生「ベビーカーに赤ん坊乗せているから、他の売り場を一人で回ることもできませんし…」

あ、そう。

そうだよね。
妻子がいるに決まっているよね。
先生、真田広之似だし、優しいし。
開業医だし。

会社前の公園の桜が綺麗だという旨を告げたら

「明日、行こうかな。会うかもね」


嗚呼、なんて罪なお方なのでせう。

麻酔を打つ場所、間違えてる。いっそ、私の心を麻痺させてくれればいいのに…。

北風が吹く駅のホーム。

カチ…カチ…。

なかなか点かないライターの灯火。

吸い込んだ煙草の煙は、麻痺した片方の唇から間抜なぐらい出てきて、そして漆黒の闇に消えていった。