歯医者デー。
奥歯の治療を始めて1ヶ月。
先々週、風邪を引いてキャンセルしたので、今日は3回目。
歯科医は眼鏡着用の真田広之似。
もうね、かなり好き。大好き。
陽性転移しまくり。
歯医者通院前日はパックと肌の角質除去を欠かさない。
(そんなことより、歯磨けよ!byチョーさん)
奥歯の経過は良いらしく、真田医師(仮名)は、一人で納得していた。
今日は私の後の患者がキャンセルしたらしく時間があるとのこと。
「何しょっか?」
と、唐突に言われた。
それこそディズニーランドにデートに行き、
「どれ乗ろっか?」
みたいな勢いで。
真田医師は、レントゲン写真を見詰め、
「前歯にしようかと思うんですが。どうですか?」
とも言った。
それこそ、
「カリブの海賊に乗りたいんだけど。どうかな?」
といった勢いで。
嗚呼、ここは夢の魔法の王国。
妄想内で、ミッキーの帽子を着用しちゃってた。自分。
私の前歯は若干黒い。
ずっとヤニのせいだと思っていたんだが、どうやら虫歯の影響らしい。今日、これを美しくしたいと彼は宣った。
「お任せします」
という私の返事で前歯治療開始。
まず、麻酔。
前歯の歯茎に痛みが走る。
痛みを麻痺させるのに痛みを感じなければならない・・・矛盾しているよな。
麻酔によって身動きできない女性患者に悪戯をする悪いお医者さん・・・っていうのが閃いた。
タイトル
「麻痺するぐらい愛して!~チクっとするのは最初だけ…魅惑のうっふん診断室~」
「~淫乱医者の診察室 身も心も麻痺させてやる~おかわりは2回まで~」
「麻痺する奴隷 地獄の診察室」
淫らな日活ロマンポルノ作品を必死で考えていた。
じゃないと、麻酔の痛みに耐えられないのだ。
エナメル質の掘削が長く続き、コーティング作業に入った。
真田医師は、アーティストみたいに、ああでもない、こうでもない…と、自らの芸術の世界にのめり込んでいく。
自然に見せる歯にしたいらしい。
もはや、私の前歯はガンプラみたいなものなんだろう。
…さっきから助手の手がおぼつかないことには薄々気づいていた。
バキュームのタイミングが悪く、涎が口許からだらだらと垂れていくんだもの。ついには髪にまで涎が垂れていく始末。
今、助手は何かのビームを私の前歯に当てることを任されているらしく、そのタイミングのことで真田医師に指導を受けている。
「もっと…うん、もういいよ」
「はい」
「もう少し近くで照射しないと固くならないよ」
「はい」
「すぐ慣れるから大丈夫だよ」
「はい」
えぇー!
オンザジョブトレーニング?
今?
私の歯で?
トレーニングしちゃってる?
ちょっとした実験動物になった面持ちである。
そんなこんなで、1時間。
私の前歯はきれいになった。
真田医師は、会計のときにいつも受付まで出てきてくれる。
待合室に掲げてあるクマの絵画に前々から恋していた。
どうしてもこれをブログに載せたかった。
「あの。これ、ブログに載せたいので写メしてよいですか?」
と、真田医師に訊いてみた。
「え!良いですよ。…ブログ書いているんですか?…毎日?」
真田医師の了解を得て、撮影したのが今日の画像。
恥をしのんで撮影した一枚。
可愛い。くまくま。
「では。お世話になりました」
満面の笑みを真田医師に向けた…が。
麻酔が影響している我が鼻からは、いつの間にか鼻水が垂れていたのだった…。
奥歯の治療を始めて1ヶ月。
先々週、風邪を引いてキャンセルしたので、今日は3回目。
歯科医は眼鏡着用の真田広之似。
もうね、かなり好き。大好き。
陽性転移しまくり。
歯医者通院前日はパックと肌の角質除去を欠かさない。
(そんなことより、歯磨けよ!byチョーさん)
奥歯の経過は良いらしく、真田医師(仮名)は、一人で納得していた。
今日は私の後の患者がキャンセルしたらしく時間があるとのこと。
「何しょっか?」
と、唐突に言われた。
それこそディズニーランドにデートに行き、
「どれ乗ろっか?」
みたいな勢いで。
真田医師は、レントゲン写真を見詰め、
「前歯にしようかと思うんですが。どうですか?」
とも言った。
それこそ、
「カリブの海賊に乗りたいんだけど。どうかな?」
といった勢いで。
嗚呼、ここは夢の魔法の王国。
妄想内で、ミッキーの帽子を着用しちゃってた。自分。
私の前歯は若干黒い。
ずっとヤニのせいだと思っていたんだが、どうやら虫歯の影響らしい。今日、これを美しくしたいと彼は宣った。
「お任せします」
という私の返事で前歯治療開始。
まず、麻酔。
前歯の歯茎に痛みが走る。
痛みを麻痺させるのに痛みを感じなければならない・・・矛盾しているよな。
麻酔によって身動きできない女性患者に悪戯をする悪いお医者さん・・・っていうのが閃いた。
タイトル
「麻痺するぐらい愛して!~チクっとするのは最初だけ…魅惑のうっふん診断室~」
「~淫乱医者の診察室 身も心も麻痺させてやる~おかわりは2回まで~」
「麻痺する奴隷 地獄の診察室」
淫らな日活ロマンポルノ作品を必死で考えていた。
じゃないと、麻酔の痛みに耐えられないのだ。
エナメル質の掘削が長く続き、コーティング作業に入った。
真田医師は、アーティストみたいに、ああでもない、こうでもない…と、自らの芸術の世界にのめり込んでいく。
自然に見せる歯にしたいらしい。
もはや、私の前歯はガンプラみたいなものなんだろう。
…さっきから助手の手がおぼつかないことには薄々気づいていた。
バキュームのタイミングが悪く、涎が口許からだらだらと垂れていくんだもの。ついには髪にまで涎が垂れていく始末。
今、助手は何かのビームを私の前歯に当てることを任されているらしく、そのタイミングのことで真田医師に指導を受けている。
「もっと…うん、もういいよ」
「はい」
「もう少し近くで照射しないと固くならないよ」
「はい」
「すぐ慣れるから大丈夫だよ」
「はい」
えぇー!
オンザジョブトレーニング?
今?
私の歯で?
トレーニングしちゃってる?
ちょっとした実験動物になった面持ちである。
そんなこんなで、1時間。
私の前歯はきれいになった。
真田医師は、会計のときにいつも受付まで出てきてくれる。
待合室に掲げてあるクマの絵画に前々から恋していた。
どうしてもこれをブログに載せたかった。
「あの。これ、ブログに載せたいので写メしてよいですか?」
と、真田医師に訊いてみた。
「え!良いですよ。…ブログ書いているんですか?…毎日?」
真田医師の了解を得て、撮影したのが今日の画像。
恥をしのんで撮影した一枚。
可愛い。くまくま。
「では。お世話になりました」
満面の笑みを真田医師に向けた…が。
麻酔が影響している我が鼻からは、いつの間にか鼻水が垂れていたのだった…。