世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

母性

2006年10月05日 23時36分20秒 | Weblog
店舗の制服を作成するべく、夕方、デザイナーと打ち合わせをした。
価格、デザイン、生地、それだけではなく、どれだけ当社の意向を取り入れてくれるのかなどを慎重に確認しながら話を進めていく。
今まで何度か制服作成をしてきたが、どれもこれも可愛い我が子のようだ。
「あなたのセンスは田舎臭いんだよね」と、鼻で笑う他部署の人間とバトルロワイアルを展開しながら、吉熊上司とラマーズ法で生んだ我が子。

人間の子供同様、生みっ放しが許されない。
在庫管理やメンテナンスにも気が抜けないのである。

店舗の前をさりげなく通過したときに、自分の仕事の成果をこの目で確かめられるのは嬉しい。
「店舗の内装に馴染んでいるかな?」と、横目でチラチラ見ながら案じてしまう。
我が子の活躍を遠くで見守る母心みたいなもんだ。

母性の欠如を大っぴらに自認している私だが、こんなところで私の母性は形を変え、メキメキと溢れ出ている。

慌ただしく木曜日が終わった。
連休まで、あと一日。

頑張ろう。

コメント (2)

「『吉熊』は只今席を外しております」

2006年10月05日 23時20分03秒 | Weblog
吉熊上司の不在中。
取引先から吉熊上司宛てに電話があった。
私は相手に吉熊上司の不在を伝えようとしたのだが、何を血迷ったのか

「『吉熊』は只今席を外しております」

と言ってしまった。

…「吉〇(本名)」と言うべきところを「吉熊」と。
これだけは絶対にしてはいけないって兼々注意をしていたんだが…。

私の吉熊への溺愛っぷりを知る隣の席の後輩姫君も私も、つい吹き出してしまった。
当然、電話の相手はきょとんとしていたっぽい。

吉熊上司が席にいなくて良かった。
いたら「俺、クマかよ?」とか言われそう…。
コメント (2)