世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

紫陽花の花の色~♪

2006年06月10日 23時56分57秒 | Weblog
眼科を出て、会社近くの藍屋で食事をした。
このまま帰るのはもったい気がしたので、同じ京浜東北線上にある王子に行くことにした。
紫陽花が見頃らしいので飛鳥山公園に行く。
ここは桜の名所であるが、紫陽花も負けないぐらい綺麗だ。
線路脇の道沿いに、ぽこぽこと無数の紫陽花が咲き乱れ、ずっと向こうまで続いている。

毎年、ここを訪れる。
紫陽花といえば「kimono beat」である。
小室氏が松田聖子に楽曲を提供し、また自身も歌詞を変えて歌っている名曲中の名曲。
「紫陽花」や「お見合い」という単語が身に降りかかると、この曲で頭がいっぱいになる。

…あっ。
去年の日記にも紫陽花を見ながら「kimono beat」を思い出しているではないか。自分。
http://blog.goo.ne.jp/ryoko-davidoff/d/20050619

紫陽花の花言葉はたくさんある。
その中で、「色の変化」というこの花の特性に一番絡んでいると思われるのは、やはり「移り気」だろう。

やっぱり、私の小室氏への想いは変わらない。

「移り気」なんていう言葉は、小室氏を想う私の中の辞書には存在しないのだ。

眼科へ

2006年06月10日 23時43分39秒 | Weblog
会社近くの眼科へ。
休日なのに、会社の最寄駅に立つ午前中。
6年間会社員をやっていて、こんなことは初めてだ。

出勤途中、私はその日にやらなくてはならない仕事メニューを考えている。
今日はそんなことをしなくて良い。
毎日、当たり前と化している風景が、今日は違って見えた。

眼科の待合室は激混み。
子供がたくさんいた。
小さな子供でも、呼ばれれば元気良くお母さんの膝の上から飛び下り、診察室に一人で入っていく。
幼い頃の私ができなかったことだ。

「最近の子供って大人だわ」
そんなことを考えたりしていたが、とにかく混んでいるので、待ち時間が長い。
本を持ってくるのを忘れた。
携帯を取りだし、mixiを閲覧。
マイミクの方の日記に心が溶かされて、なんだか涙が出てきた。
シンプルな文章に、その方の思われたことが乗せられていた。
その文章に、自分の今まで経験した似たような事象を重ね合わせたりしていたら、泣けてきたのだ。

涙が乾いた頃、診察室に呼ばれる。
私の左目の回復は素晴らしく早いようで、先生もびっくりしていた。
「早めに来たから良かったけれど、下手すりゃ、本当に失明していたかもしれなかったよ。」彼は厳かにそう言った。

眼帯も取れ、久々に顔がすっきりした。