世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

亮子さんやぁ~、飯はまだかいな?

2006年03月07日 23時33分54秒 | Weblog
「さぁて!やるぞ~!」
鼻息荒く、ここ最近ずっと私を苦しめている某案件に取り掛かろうとする。

すると電話がかかってきたり、「この書類郵送で出したいんだけど、どうしたらいいのかな?」という質問をされる。

それらをこなし、再び取り組もうと椅子に座りなおす。
パソコンに視線を移す矢先、再び
「シャーペンの芯ちょうだい」、
「名刺まだ?」…の、嵐嵐嵐。
荒かった私の鼻息が、いつの間にか溜め息に変わっている。

これらも大切な仕事の一つであるのは分かっている。
これが私の所属する部署の役割だということも、痛いぐらい分かってる。

だけど、重要案件に取り組めるのは、
結局、皆が出社する前と残業中のみだというこの事実は…どうだべさ。

志村けんのコントを思い出す。
呆けた舅役の志村けんが、嫁役の石野真子に絡むやつ。
「ミチコさんやぁ~、飯はまだかいな?」
「あらやだ、おじいちゃん、さっき食べたばかりでしょ~!」
この繰り返しのコント。

会社の舅は殿方だけではなく、老若男女である。

「亮子さんやぁ~、コピー機が詰まったんだけどォ~」
「亮子さんやぁ~、メール便の出し方がわからんのだけどォ~」
「亮子さんやぁ~、あの書類出してくんろ~」

明日も明後日もこれからも、多くの舅相手にする嫁・亮子。

さっさと片付け、時間的ロスを無くし、自分の時間を作るしかない。

きっと、こんな思いをしている嫁は世の中沢山いるのだろう。
女子に限らず殿方にも…。


コメント (8)