世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ナンダカンダ ギム ナンダ

2005年05月11日 00時00分51秒 | Weblog
朝、テレビをつけたら、藤井隆と乙葉ちゃんの結婚記者会見報道が眠気眼に飛込んできた。
報道陣から「喧嘩はするのか?」という質問をされた藤井隆は
「お互い引かない性格なので」と言った後、
「あっごめんね、大丈夫?」と乙葉ちゃんを見て気遣っていた。
乙葉ちゃんのイメージを配慮したそのとっさの姿に、
私の胸は朝からジーンとした。

「恋」はできても「愛すること」ができない私は、
そんな風に殿方に守ってもらったことが殆どない(仕事では多々あるが、この際別格)。

殿方と向き合うとき、自立願望と守ってもらいたい願望は常に心に共存して、
私の場合、前者の方が少し元気。

甘えたら負けを見せるみたいで嫌だから。
さすが、7歳の時に男女雇用機会均等法が誕生した世代。
(名前の順が男子の方が前という事実が許せない小学生だった。)
常に相手と対等でいたい。
女だからといって強制的に料理などしたくない。
子供を好きなふりなんかもっと無理。
優しくされたら優しくしなくてはいけない義務が生じてしまうという恐怖。
…義務は嫌だ。
猫のように気まぐれでいたいというアンニュイなマイポリシーが崩壊してしまう。

気ままに生きてゆきたいの。
(↑こういう書き方、猫みたいで好きにゃん)。

しかし、たまには人生の助手席で夢を見ていたいよなぁ。
藤井隆の隣で日溜まりのように微笑む乙葉ちゃんを見て、そんな風に思った。


藤井隆といえば、♪ナンダカンダ。
昔、仕事で辛いときに励まされた曲。
今となって考えれば、この曲聴きながら私は藤井隆に甘えていたし、守られていたんだよなー。

…聴いているだけなら「義務」は生じないし。