晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

煙が目に染みる~

2016-01-17 20:23:55 | Weblog
 新しい年の始め、果樹園の仕事は剪定から…子年生まれの爺は桃の木の剪定、まるで独楽鼠のようにくるくるとよく働きます。
 婆はこのところ<引退菜園>となったガラス温室周辺の外回りの草や落ち葉の片付けです。
小さなガラスの破片も米袋に拾い集め処理します。

 もう40年が近くなりますが、嫁いだ頃のこの辺りはキラキラまぶしいガラスの温室がたくさん並んでいました。さすがマスカットの特産地だと感動したものでした。だけど反面、農業をするという自信は無くむしろ不安のなかでの子育て期を過ごしていた。
いま思えば、子育てなんてあっという間に過ぎてしまい、育てる物がいつの間にか野菜、果物になり本気で取り組んでましたわ。
 今日の農婆、やけに煙が目に染みます。
  < 野良しごと 心の涙は 隠せない > 

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のん太)
2016-01-17 20:43:07
気ままな家庭菜園主ですが、、身につまされます。
来る日も来る日もの駄目ダシに、イジになって踏ん張ってたら、
かけがえの無い私の居場所になっています。。
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煙が (ぐり)
2016-01-17 20:57:19
清清しいさを感じさせますね
小屋の後はなにになるのでしょう
そのお姿が若い人に引き継がれる
と嬉しいな~
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農家の仕事 (ようちゃんばあば)
2016-01-17 21:00:35
若い嫁の時代は 不安と窮屈、不自由や不満も きっと あったことと思います。
自分の思うぺースで自由にやれてこそ 面白いものです。
でも 面白い期間って 案外 長いようで短い。
若いころの経験があってこその 今の時代だし・・・
農業は いとおしい日々の 積み重ねですね。 
少し規模を縮小して また 折り返しの人生を 楽しんでくださいね。
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Unknown (リン)
2016-01-17 21:11:08
ガラス温室の中だけでなく、外までもきれいにしてお返しするなんてすばらしいことですね。

子育ても果樹育てもあっという間に過ぎ、そろそろ規模を小さくしようと考え始めています。
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おはようございます (婆ちゃんねる)
2016-01-18 07:44:55
良い方に管理してもらって有り難がっていらっしゃいますね。
それに残念にも思っていらっしゃることでしょう。

煙が目に染みる、歌にもありますね。
ルイコさんご夫妻のおもいが煙となって高くあがっていきますね。
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思い出 (桑畑)
2016-01-18 08:57:32
イッパイイッパイ詰まった思い出
煙に託された過去の思いを巡りながら
こちらまで涙が出てきそう

笑えきれないほど笑った日々
また葛藤を抱えながらの日々
きっと今はよい思い出だけが残ってることでしょう。
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こんにちわ (バジル)
2016-01-18 12:50:54
昔、煙が目に染みるって歌がありましたよね。
農家をやったこともない私には何も言えませんが
たくさんの思い出と共にきっと得たことも多いのでしょうね。
ご苦労様でした。
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こんにちわ (ひまわり)
2016-01-18 16:58:01
農家に生まれた私は 3食が2食になっても農家は嫌だって言っていました
それが この頃育てる楽しさを知りました

長年の思い出深い場所 寂しさがこみ上げてきますね
充分な知識をお持ちのルイコさん これからは楽しみながら続けて下さいね
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楽園 (ルイコ)
2016-01-18 20:24:20
 のん太さんへ
 わが家には野菜作りの師匠がいなかったので、自力でやるしかありませんでした。
それが気楽で楽しく、自分のやり方が通せたんですね。
やがて楽園と・・・のん太さんにとっても今は楽園ですね。
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きっと・・・ (ルイコ)
2016-01-18 20:27:42
 ぐりさんへ
 この温室は私が去ると、きっと雑草が生い茂り、やがて朽ちて倒れるでしょうね。
 建物まできれいに取り除くべきですが、それは持ち主様の判断でしょうね。
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