年末も押し迫り、いつものようにお墓掃除に出掛けなければなりません。
「わたしも手伝う~ぅ」ということで4歳の孫も同伴ということになります。
この子は、お墓掃除も手慣れたもので、意外に働き手となってくれているので、婆はそーっとアメ玉を2個ポケットにしのばせ出かけます。
急な坂も婆も顔負けの元気さで難なく上り、4歳ながら掃除の手順も覚えてきています。
ところが、竿石を磨こうと台座に登るものですから、思わず「バチ(罰)が当たるよ」と婆の一喝。
「バチって?」と孫が聞き返すも…なんと答えましょうか・・・。
神・仏の報いだなんて言えず、口ごもる婆であります。仏さまが怖いものでは困りますし・・・。
そうこうしているうちに、孫はお花は「わたしがアゲマスぅ」と花筒に水を入れようとします。
<アゲマス>この言葉、近ごろの子どもに解かるでしょうか。
きっとこの子のお友だちにもこんな言葉を使う子は少ないかも・・・。
お供え、捧げ物をするとき、高齢者の居た我が家では「おまんじゅうをアゲマシテ来て」と、これはよく聞きなれた言葉です。
「お供えして」とは言うけれど「アゲマシテ」とは言わない家庭が多いかな・・・。そんな事を考えていた婆に帰り際の孫ときたら・・・。
「ばぁばはお年寄りだから、荷物は全部あたしが持つわー」そんな泣けそうな言葉をかけ、すたこら前を歩きます。
両手にバケツ、箒に熊手を持った孫の後ろを手ぶらでついて行く婆です。
アメ玉2個では申しわけなかったかな・・・。
< 優しさに 孫の前では 高齢者 >
「わたしも手伝う~ぅ」ということで4歳の孫も同伴ということになります。
この子は、お墓掃除も手慣れたもので、意外に働き手となってくれているので、婆はそーっとアメ玉を2個ポケットにしのばせ出かけます。
急な坂も婆も顔負けの元気さで難なく上り、4歳ながら掃除の手順も覚えてきています。
ところが、竿石を磨こうと台座に登るものですから、思わず「バチ(罰)が当たるよ」と婆の一喝。
「バチって?」と孫が聞き返すも…なんと答えましょうか・・・。
神・仏の報いだなんて言えず、口ごもる婆であります。仏さまが怖いものでは困りますし・・・。
そうこうしているうちに、孫はお花は「わたしがアゲマスぅ」と花筒に水を入れようとします。
<アゲマス>この言葉、近ごろの子どもに解かるでしょうか。
きっとこの子のお友だちにもこんな言葉を使う子は少ないかも・・・。
お供え、捧げ物をするとき、高齢者の居た我が家では「おまんじゅうをアゲマシテ来て」と、これはよく聞きなれた言葉です。
「お供えして」とは言うけれど「アゲマシテ」とは言わない家庭が多いかな・・・。そんな事を考えていた婆に帰り際の孫ときたら・・・。
「ばぁばはお年寄りだから、荷物は全部あたしが持つわー」そんな泣けそうな言葉をかけ、すたこら前を歩きます。
両手にバケツ、箒に熊手を持った孫の後ろを手ぶらでついて行く婆です。
アメ玉2個では申しわけなかったかな・・・。

< 優しさに 孫の前では 高齢者 >