晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

女子会

2014-12-11 22:15:48 | Weblog
 師走になると、サラリーマン時代の夫は足繁く忘年会・飲み会と非常にお付き合いのいいヒトでした。
定年後はすっかり出不精。わがやでイッパイが最高のようです。

 一方、婆はどんなお誘いにも快諾、連日でもOKです。
 昨日(一日目)は、幼なじみと古民家カフェ、ご夫婦で営まれる<アーボ>でランチです。
古い町並みを抜け、静かな田舎の蔵と離れを改装した落ち着いたカフェです。
ここはようちゃんばあばさんの地元です。
          
 広いお庭もご自分で手入れされるのだとか・・・。
 築後100年を超える建物に使われていたと思われる趣のあるガラスをはめ込んだドアがお洒落です。
 ランチもデザートも季節感があり丁寧さに心の込められていることが伺えます。接客担当のご主人と話もはずむのは同年代夫婦だからでしょうか。
 展示された手作り品も楽しめました。
 近くには、昔の農具などを展示した無人ギャラリー?もありこれもまた面白い。
 この地は、古くから栄えた地だと聞いています。これはあの<うさぎのしっぽ>の書棚で学んだこの地の歴史です。

 今日(二日目)はちょっといつもと違う顔合わせで<阿曽房>でのランチです。
阿曽とは地名で、これをもじって(あそぼう)と名付けられているようです。
ココは以前、コンサートでお邪魔しております。音楽や手作りを楽しむ処ということでしょうか・・・。
           倉庫を思わせる建物も中に入れば広いギャラリーのようです。
 店主さんが一針一針刺されたパッチワークの大作が並んでいます。まるでステンドグラス?を思わせるもの、和の押し絵風もあり物作りの地味な努力が伺えます。
 お食事も地元の赤米ご飯に鯛の兜煮と何だかお祝いっぽいね。
 実は、この日は人生の大先輩の短歌集の出版をささやかにお祝いしようと企画したもの。
先輩より少しだけ若い私たちは歌集に魅かれていますがなかなか弟子入りできずにいます。
大先輩は、短歌の愉しみを語り後につながることを切望されしきりにお誘いくださいます。
心・気持ちをそのまま31文字に・・・言葉では簡単ですがなかなか難しゅうございます。
入り口まで招かれながら一歩が出せない短歌の道です。
 母親程の年齢の大先輩。喜んでくださいましたか…かわいいポンチョの贈り物。 
 短歌にパッチワークにと、人生をより愉しく一歩先ゆく先輩に学んだ日でした。
  < 思案中 余生の糧は何としょう >