昨日は、二十四節気のひとつ、清明でした。
季節に、明るさが一段と増す頃のはずですが、
朝起きると、確かに明るい日差しの中に、でも、風花が舞ってゐました。
蔵王の峰あたりからでせうか、気まぐれに離れた雪が降りてきたやうです。
山形は、まだ、春浅し、といったところです。
街の染井吉野の蕾はまだ固く
仕事場に投げ入れてをいた染井吉野は、室内のせゐか、幾分その蕾を開かせてゐました。
10日ほど前、伐採するといふ桜の樹の枝を頂いてゐました。
風水的に、よくないと云はれ、伐採に至ったさうです。
桜の樹には、何の罪もないのに、桜好きの小生には、哀しい話です。