栗拾ひ 2011-09-23 | やまがた抄 予定通り、栗拾ひに蔵王の山裾を走りました。 いつもの、数ポイントを廻って、まずまずの収穫。 数回分の栗ご飯が頂けさうです。 いつも、大きな栗が拾へる場所の横に、清泉があります。 その横には、何やら由緒ありげな石塔がー。 熊出没の看板やノボリがあるところですので、あくまで、丁重に頂いてきました。
飛行場へ 2011-09-21 | やまがた抄 先日、娘夫婦が東京での試合の応援に行ったをり、会場が羽田の近くだったとかで、近距離でみる飛行機の飛来に孫がいたく感動してゐた、とのことで、では…と、東根の山形空港へ飛行機を見せに行った。 大震災から暫くは、仙台の空港と自衛隊の基地が被災したため、現場への前線基地として八面六臂の活躍をし、開港以来の混雑をしてゐたが、すっかりと以前の静けさに戻ってゐた。 (被災した現場には、まだすこしも、静けさは戻ってきてはゐない…) 丁度、大阪からの便が着き、30分後に離陸するといふので、屋上のデッキに上がってその姿を見てゐた。 結構、子供づれのファミリアも多く、ちょっとした保育園状態でした。 肝心の孫は、便の少なさゆゑか、途中ですっかり飽きてしまったが…。
秋茄子 2011-09-18 | やまがた抄 すこし遅かったけれども、お盆前に、6本ある茄子の枝を強く選定をした。 秋茄子にしたかった、からです。 調べたら、7月の下旬から8月上旬が頃合ひだったやうですが、今年の残暑のお陰でせう、いっとき実の付きがとまった茄子が、ふたたび活性化し(茄子からすれば、イジメられて、でも復興魂がムラムラと起こったのですがー)、また採れるやうになった。 今年は、小さな茄子の漬物にすっかりはまってゐるので、毎日のやうに小さな茄子を美味しく食べてゐる。
Bill Evans - My Foolish Heart 2011-09-14 | やまがた抄 Bill Evans - My Foolish Heart ビル・エヴァンスのLPやCDは、主要なものは、かなりの数が棚にあったはずです。 若い頃は、左程好きではなかった記憶がありますが、まったく歳のせゐでせう…、最近は、何くれと聴きたくなる。 反りの少ない、抜き身の日本刀の刃先から零れ落ちるやうな彼の音と音楽は、日本人の我々にも、心に染み込んでくる。 きっと、この動画のころも、止められない麻薬と裏腹の、せっぱつまった精神状態だったのかもしれない。 (なるほど、とてもハンサムな彼の容姿は、麻薬のせゐで痩せてゐたのかもしれません) 後年、家庭や周辺での破局が続くなか、いっときの幸福な時間をすぎて、この天才ピアニストは急死してしまひますが、そのほとんどに駄作がないとされる彼の作品は、やはり、その音楽に、生きる、生き延びてゆくよすがを求めてゐたからなのかもしれません。
ミス・チョイス 2011-09-13 | やまがた抄 天童の”道の駅”へゆく。 老母は足湯に入らせ、孫には遊戯コーナー(結構、立派です!)でと思ひきや、三十数度の残暑の元、足湯の温度の熱さもあって、熱湯好きの老母も閉口し、孫は二、三度足をつけて、公園の噴水コーナーに逃げてしまった。 ここ数日、この暑さで、例年残暑がこんなに強かったっけ? と思ふほどです。 来週は、山へ栗拾ひのつもりですが、時期を逸する…か?
余りに、ヒドイ… 2011-09-11 | やまがた抄 娘が急に、”子供を半日預けてもいい?”といふ。 ”構はないが、急にどうした?”と聞くと、福島の友人に会ふといふ。 ”今から、福島へゆくの?”と聞くと、 その大学時の友人は、山形への避難を決め、子供を連れてアパートに着いたばかりだといふ。 福島市内でも、若いご夫婦を中心に、特に幼子のゐるところは、避難する方が後を絶たないといふ。 なんとしたことだらう! そんな中、”放射能を付けちゃうぞ!”と、まるで子供のやうな発言をして辞任した、この国の大臣がゐる。それも、所管が、原発を管理する所管の大臣ー。 その目線のヒドサに、本当に怒りを覚える。 友人・知人の中でも、2mの津波に襲はれたところ、1階は壊滅し、現在2階で生活してゐるところ、電車が九の字に曲がった現場で、奇跡的に命は助かった方、等々、いろいろをられます。 この国の政治の貧しさのお陰で、この国の政治屋の拙さのせいで、あの激震から6ヶ月が過ぎるのに、奮闘努力を個人レヴェルに押しとどめられてゐる。
菊の節句 2011-09-09 | やまがた抄 朝、新聞に目をやると、重陽の二文字が目にはいった。 さうか、今日は重陽の節句か、と季節の流れの早いことにあせる。 なるほど、まう、すっかりと朝晩は涼しくなり、一ヶ月ほど前から敢行してゐる夜のウォーキングでも、北斗七星がくっきりとその姿を見せてゐました。 芋煮会の予定もメールできたりで、秋本番を迎へます。
初秋の楽しみ 2011-09-05 | やまがた抄 九月の声を聞き、山形市の馬見ヶ崎の河原での日本一の芋煮会が終る頃(毎年思ひますが、九月の上旬は早すぎます、まだ、ぐるりは暑くて…)、山寺街道の道路端に小さなテーブルとアンブレラが並び立つ。 地元の果樹園の家先、果樹園先で、無人の販売テーブルの季節です。 数へたこともありませんが、知る限りでも7、8軒はあります。 朝採りのブドウや梨やリンゴなどが並びます。 今日も、いつも立ち寄る家で、ブドウと梨を買ってきました。 新鮮で、とても美味しい!
有り難いことに… 2011-09-04 | 音楽を 3番は無理なのかなー、と思ってゐたアバド/ルツェルン・フェスティヴァル・オーケストラによるマーラーの3番の全曲がアップされてゐた。 いつもいつも、素晴らしい動画を洗練して提供してゐる方のサイトです。 この見も知らぬ方に、本当に感謝です! 以前からのフェスティヴァルとはいへ、臨時のオーケストラとは思へない(サイトウ・キネン・オーケストラも、まあ、さうですがー)音のコクと、如何にもひと夏のイヴェントに集中してゐるといふその奏者の姿がとても好きで、すっかりハマッテゐます。 マーラーの中で最長の曲ですが、絶望に満ちた後期の作品とは違ひ、苦渋さのない、やはらかく夢のやうな終楽章のアダージオ(正式ではありませんが、「愛が私に語ること」 といはれる章)が圧倒的です。 秋の気配が近づいてゐる夜に、その一部から 第4楽章 「夜が私に語ること」 第5楽章 「天使たちが私に語ること」 第6楽章 「愛が私に語ること」 を聴いてみてください。 Mahler symphony No.3-4&5M (6/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra Mahler symphony No.3-6M (7/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra Mahler symphony No.3-6M (8/8) Abbado Lucerne Festival Orchestra
なるほど… 2011-09-01 | やまがた抄 先日、TVでピーマンの見分け方を教へてゐました。 ヘタの部分の形ださうです。 早速、我が家の畑から採ってきて調べてみました。 なるほど、2種類の形があります。 左側は五角形、右側は六角形。 そして、六角形の方が苦味が少ないのださうです。