やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

紅白

2016-04-24 | 大岡山界隈




花見の予定だったのですが、あたりはすっかり花吹雪のあとで、鶴岡の七五三の櫻はまだ花は開いてゐないといふことで、行く先消滅で急遽中止ー。

五月に、新緑の庄内で、古刹と魚を味はほうといふことになったのですが、時間がとれるかしらん…。

ーと、全然目出度くもなんでもないのですが、我が家の庭は紅白模様ー。


食べちゃった…!

2016-04-21 | 大岡山界隈


親戚の家から頂いたタラノキのひこばえが3メートル近くになった。
孫たちは、ジイの影響で山菜採り好きで、”タラノメ、採りたい!”といつも云ってゐたが、”まだ、ダメ!”と制止してゐた。

けれど、暖かさのせゐで、今年の芽はとても大きく、横からわき芽も成長してきました。
家人も、採らうと云ふ。
ズルイジイは、早めに成長を止め、わき芽を育てやうと方向転換をし、大きな芽をとり、早速テンプラにしました。

美味でした。孫たちがきたら、風で頭がもげたー、と言ひ訳を考へてゐますが、家人も同罪です。



四月十八日の庭は…

2016-04-18 | 大岡山界隈




きっと、いつもより早く黒侘助が咲き出しました。
我が家の庭の、小生の愛する二本の樹のひとつ(あとは沙羅)です。
土のせゐで、すっかり紅くなってしまひましたが、それでも、毎年春の楽しみです。

そして、
その下には、イカリソウが咲き(近すぎてピンボケ…)、



横では、ヤマブキが咲き始めてゐた(風が吹いて、ピンボケ…。






ことほぎ

2015-10-08 | 大岡山界隈
先日、娘の結婚式がありました。



たいして世話もしないのに、何故か、娘のことが一番好きだった(帰宅すると、狂喜乱舞してゐた…)愛犬の遺影と一緒にハレの姿を祝ひました。

一時期は、円錐形のやうにとんがってゐた娘も、時間が経ってみれば可愛い花嫁になって、小生、初めての教会での式でしたが、ヴァージン・ロードで花婿にあとをゆだねました。

いつものやうに、間際になってバタバタと頼まれたスライド・ショーのムーヴィー(小生が必死に作ったのですがー)をバックに、ひな壇で読み上げる娘の感謝の手紙には、すこし涙腺がゆるくなりました。

いまは、会場で頂いたバラの花の一部が、玄関で芳しいかをりを漂はせてゐます。





気がつけば…

2015-10-03 | 大岡山界隈
金木犀のかをりがなくなって、空が落ち着いてきたかなー、と思ったらすでに10月に入ってゐてー。

バタバタと用向きから帰ってきてふと見やると、庭の草花が秋でした。

秋明菊は背丈を越えて秋の日差しを乞ひ、



秋海棠はすでに花を落とし始め、



ホトトギスが垂直に空に向かってゐました。





小さな園

2014-05-09 | 大岡山界隈
椿の下のイカリソウを取ってゐたら、ぽろぽろと、黒侘助の花が肩に当たりながらちてきた。

振り返ってみると、双子のやうに地面に花を並べてゐた」。

この花は、ほとんど形を崩さないで落ちるので、樹の下は、小さな”落花園”になってゐます。






以前に較べて、ずゐぶんと赤みのましてしまった花ですが、咲き始めはまだ、チュコレヰト色を見せて楽しませてくれます。




雪前に…

2013-12-08 | 大岡山界隈


口から云ひ訳だけはでるものの、すっかり身体の動きが悪くなった老母の、畑の管理に業を煮やした家人と、雪前の畑と小屋の整理をする。

まう、雪が降り始めるといふのに蒔かれた種のさくにビニールをかけたり不要なものを取り除いたりしてゐたら、あら! と蕗の薹を見つけました!

今までは、すべて老母が世話をしてゐた畑も、そろそろ、口をだし、手足を出さなければならないときが来てゐるのかもしれません。

それでも、十個ほどの蕗の薹を見つけて、冬の山菜のテンプラを頂くことにしました。


愛用の…

2013-12-03 | 大岡山界隈


新聞紙に包まれたものを開けると、新しい柄のついた包丁が出てきた。

家人に聞くと、柄を付け直しして、砥ぎもしてしてもらった、といふ。
家人愛用の、銘のはいった我が家の包丁です。

”ずゐぶんと使ひ込んでゐるなぁ!”と店の人に驚かれた、と苦笑ひしてゐましたが、おそらく、数十年は使ってゐるでせう。

費用は1,300円だったといふが、もちろん我が家にもいく丁かの包丁はありますが、家人愛用のこの包丁がよく切れるし、また、手にも馴染みます。

道具とは、そんなものでせう。
これからも、大事に使ってゆきたい、と思ひます。


秋花

2013-09-17 | 大岡山界隈








庭花や樹木の手入れもままならない日々が続いてゐたら、秋花が好き放題に伸び、そして、花を咲かせてゐた。

昨日遊びに来た孫娘と庭の一角にあるアケビを沢山採りながら、ふと見るとそんな状態だった。

今年の多雨と暑さのせゐでせう、いつもの歳よりやたらと元気があって、お陰で大事にしてゐるホトトギスの花は、生存競争に負け気味で、悲しいかな、花も小さくなってゐた。

でも、まあ、こんな野趣あふれる庭が滅法好きなので、このまま雪の季節に入ってゆかうと思ふ。


もしかして、今年は…

2013-05-20 | 大岡山界隈


畑の一角に、スイカと、オクラの苗を植ゑにに行ったら、イチゴの花が盛りでした。

三ヶ所ほどに分散されてゐるイチゴ畑は、全部で10帖ほどの広さだらうかー。
その全てが、今年は、たくさん花が咲き、実を付け始めてゐる。

畑の管理者の老母は、一番広い場所へ沢山肥料を撒いたからー、と得意げに話してゐたが、それ以外のところも充分に花が咲いてゐて、今年は、当たり年なのかもしれません。

ランナーからの株採りは一昨年でしたから、ほとんど手入れもされてゐないイチゴたちは、”まあ、実をならせるのは、一年おきでいいや!”とサボタージュしてゐるのかもしれません。

うまくゆけば、今年は、知人を誘ってのイチゴ狩りや、おすそ分けもできるかもしれませんー。