南風 2014-03-25 | やまがた抄 数日前から南風が吹き始め、山形市でも15度前後になり、櫻咲く前のやうな陽気になりました。 この冬は、雪は左程でもなかったのですが、仕事が超ハードでしたので(それも先週にピークを過ぎましたー)、何か、春の訪れが非常に有難く感じます。 いつもやうに、彼岸を過ぎて、タイヤの交換をし(最近は体力の衰へが著しく、一日に2台を済ませると、ヒィヒィ云ってゐます)、雪囲ひをはずし、すこし苗床を作って春前の一日が終了ー。 庭の一角の、大きな岩の蔭で、福寿草が春のひかりを歓迎してゐました。
あと、すこし… 2014-03-15 | やまがた抄 仕事先で、2月は、歴代最高位の成績を更新し(さもありなん、破綻寸前の人員で、前年比140%くらゐの売上なのですからー)、その忙しさが3月にも継続してゐて、気がつけばすっかり3月も中旬ー。 時ならぬ大雪もありましたが、地熱の力は強いもので、庭先では春の芽が出始めてゐました。 家人と話をして、この春からは、すっかり呆けが進行した老母のサンクチュアリの畑を小生も手をつけることにしたので、今からその計画をたててゐます。 まずは、幾度話しても輪作をせず、毎年のやうに同じ場所に同じものを育てて、結果少ない収穫にグチをこぼしてゐたその畑の全体計画を作らなければならないのですが、家人は”あら、計画を立てるのは得意ぢゃない?!”と涼しい顔をしてゐる。
雛を出す 2014-03-01 | やまがた抄 昨日が春先のやうな暖かさになったので、家人の”明日、お雛様出しておいてー!”の言葉に準備を始めようと外を見たら一転の曇天ー。 けれど今日より他に時間もなく、部屋を暖めて飾りだす。 まったくに、いつも彼らの初日は、その眼の先にあるのは雪景色かどんよりとした空で、雪国の雛達の哀しい宿命でせう。 飾り終へて、ふと、三年前はどうだったかしらん、と思ふ。 あの激震で被害がでたのは小生の部屋のCDラックの破損くらゐだったやうな記憶しかなく、すでに彼らは再度箱の中で一年の眠りについた途端だったのかもしれず、ある意味、その後の惨状を見ることなく澄んだのは、仕合せなことだったのかもしれない。 まったく役にたたなかった民主党政権下での大震災から3年ー。 その後の長州連合の舵取りで、明るさの見へ始めた昨今ですが、まだFUKUSHIMAでは汚染水が漏れ続けてゐる現状を、彼方を見やる雛達にそっと話しかけた。