やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

中島みゆき

2016-11-26 | 音楽を


11月なのに、関東ではそれなりの積雪があったとかで、でもまだ山形ではとても冷え込んだ日が続いてゐます。
なんとか、漬物用の大根を掘り、いつものやうに干してみました。
サイズ色々ですが、まあ素人はそんなものー。



先日、NHKのSONGSで中島みゆきを特集してゐました。
新聞のコラムなどでも、たかく評価してゐましたが、小生も視てゐて久しぶりに感動しました。

確か、初期のころの、一寸暗く、傷つきやすい女性像をとてもセンシティブな歌詞で歌ひ上げてゐたLPやCDはいくつかあったやうに思ひますが、SONGSでの彼女の姿は、まるでドラクロアの戦ふ女神のやうに、強くメッセージを放ち、人生の応援歌をケレン味なく歌ひ上げてゐます。

はて、いつからこんなにチェンジしてしまったのかしらん、と思ってもゐましたが、その豊かなメロディを堂々と歌ふ姿には、オジサンもすっかり感動してしまってゐます。

中島みゆき #09「宙 船 (そらふね)」[最高最強のデュオ]【HD】




久しぶり!

2016-11-13 | やまがた抄
まだタイヤ交換もしてゐないのに、発達した低気圧のせゐで初雪に見舞はれ、高をくくってゐたら存外道路にも積雪し、夏タイヤのままでヒヤヒヤの通勤をしました。

それでも低気圧一過、さはやかな晩秋の姿になり、庭には白玉ツバキが一輪花をつけ、近くの山は紅葉が美しい。






福島へ移住したかつてのサークルの会長から、数日前、突然メールが来た。
山形のさる文化祭のスタッフとして手伝ひをしてゐるから顔を見せなさいー、といふ。

丁度休みでしたので、会場へ行くと、お元気な姿に逢へました。
かつて、埴谷雄高の『死霊』の全編(!)を読むといふ、壮大で無謀な会でしたが、まったく訳がわからないままに、けれど最後まで皆で読みきりました。

場内を案内されてゐると、小生を呼ぶ声がある。
あれー! と驚くと、この間芋煮会でお会ひした新聞社の方。
そしてまた、別の会で一緒だった方もスタッフで来られてゐて、数年ぶりや7.8年ぶりの方々がずらりー。
少なからず、どこかで繋がってゐるやうです。

久しぶりの邂逅に話がはずみ、まずは忘年会をしやう、といふことになり、そして、高齢化する一方のメンバーがクタバル前に、まう一度『死霊』の再読破に挑まうかー! といふ話にもなり、暫くギア・チェンジをしてゐなかった小生のこころにかすかな動きが出てきさうです。





立冬過ぎて

2016-11-08 | やまがた抄
忙しい仕事の合間の休日は、雑用やら老母や小生の病院通ひやらで追はれ、それらもひと息ついたら、はや11月ー。

知らぬ間に日本に根付いたハローウィンが終ったら、まう、クリスマス・ケーキをどこで買ふか、といふ話題が出始めてゐる。残りのカレンダーもあと一枚ー。

今年の春先、ひと冬をなんとか乗り越へた絹サヤとソラマメの小さな芽を、”雑草かと思ったー”といふ老母にことごとく抜かれてしまひ、言葉もなくして、仕方がなく代理のスナップエンドウを急きょ蒔いたけれど、やはり軟らかい絹サヤが食べたく、10月の中旬に、グリーン・ピースとともに種を蒔いた。



”みぞれが降り出しさうな直前がいいんだよー!”といふアドヴァイスも頂いたけれど、毎日空を観察できる余裕もなく、芽がでないよりはー、と思って蒔きましたが、3種類とも、ここにきて小さな芽を出してしまった。

果たして、これからの長い雪の季節を乗り越へられるのか、不安だらけですが、なんとか半分でも春まで生き延びてほしい、と願ふばかりー。