やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

庄内へ

2016-09-25 | やまがた抄
毎年秋の恒例の栗拾ひ&BBQが諸事情で叶はず、代はりに庄内へ釣りの一日としました。

釣堀も含めて、釣り糸をたれるなどは数十年ぶりで、すべて娘のダンナさんにまかせて朝の6時前には到着ー。



朝日があがるのを見ながら、細工をしてもらひ、アジが数匹あがりましたが、その後は皆も含めてさっぱりで、場所を移動ー。

途中立ち寄った道の駅から眺めた日本海の穏やかな美しさといったらー。



天気にも恵まれ、アジやキスやサバや、そのほか色々ー。
なんとか、夕食分はあがり、ほっと安心ー。

一番数を揚げたのが、流石に孫娘で、その次は、なんと家人!
事前に、初心者用の竿を用意してゐたのですが、まう一本買って、また行くかー、といふ話にー。

それにしても、まったく穏やかな海で、ボーッと竿の先を眺めた一日はある意味、とても有意義でした。





豆、収穫

2016-09-17 | 畑仕事
続けて来た台風の雨風で倒れてしまった豆類を順次竿に干し、天日しながら、やっと三種類の豆を収穫しました。
あとは、小豆が鬼のやうに生育してゐますが、もすこし後なのでー。

それぞれ、ひと畝ずつですが、まあ、収穫はこんなものでせうー。

大豆ー。


金時豆ー。


そして、黒豆ー。


家庭菜園では、まったく効率の悪い豆類ですが、
でもそれぞれの豆を莢からだしながら、徒然思ふのは、このまったく効率の悪いものをあまり作らなくなった日本といふ国は、やはり、ひとつスジをはずしながらきてしまったのか、といふことです。

とくに美しい大豆を見ながら、あるひは、この豆が豆腐になり、味噌になり、しょう油になり、…といった文化そのものを自らの効率性だけで(小生の餓鬼のころは、味噌もしょう油も自前でしたー)消失してきてゐる、そんな大げさな気持ちも持ちました。

とまれ、ことしの正月は、なんとか美味しい豆類が食べられるかもしれませんー。



再現

2016-09-09 | 絵をみる
フェルメールの全作品がデジタル複製で見られる、といふ企画が山形市内の大学であったので見てきました。

数年前に仙台に一点来てゐたのですが、グズグズとしてゐるうちに見逃してゐました。
きっと、山形にフェルメールの作品が来ることは決してないでせうから、とても面白く見ました。

原寸大でのデジタル複製にはその細密さに驚かされ、特に、額も実物と同じ複製といふことで、その成果は絶大でした。


フェルメールの絵に逢ったのは、3、40年前、渋谷の美術館だったかー。
小さな絵でした。

しばらくして、ひとつの街角の絵に逢ひ、その静謐なたたずまひに魅かれました。



そして、一連のフェルメール・ライトの独特な魅力ー。







複製ではありましたが、とても仕合せな時間でした。




秋隣り

2016-09-05 | やまがた抄
忙しい最中、せかされるやうに秋野菜の種蒔きを済ませました。
大根、白菜、タマネギ、ニンジン、等ー。

秋野菜はタイミングが難しく、大根、白菜は一週間おいての二回目です。
隣家の方曰く、”種蒔きを3日間違へると育たないー”といふのですが、そこまで精細にはできません。

まあ、なんとかなるだらう、とひと休みすると、トンボも休んでゐました。



すでに、空と風がすっかり秋の気配で、通勤途中の道すがら、果実の無人販売が始まってゐます。



ナイヤガラを買って来ました。これで2百円、です。
次に出てくるスチューベンを楽しみにしてゐます。







大滝詠一  夢で逢えたらストリングス・ミックス

2016-09-02 | 音楽を
大滝詠一  夢で逢えたらストリングス・ミックス


先日、月山からの帰りの車中、突然、家人が大きくため息をついた。

”なに?”と聞くと、
”SMAPも解散しちゃうしー”と唐突にいふ。
”この曲、キムタクのドラマの曲でせうー”と付け加へた。

車中で聴いてゐたのは、大瀧詠一のCDでした。
なるほど、丁度”幸せな結末”が流れてゐた。

超有名だった、かのドラマは見たことはなかったけれどそのテーマ曲であることは、小生でも知ってゐました。
先日も、女子会で、往来のアイドル歌手のコンサートへ出掛けた彼女は、いたく興奮気味に感想を話しまくってゐましたが、あるひは、”青春帰り”が始まったのかー。

とまれ、以前、仕事の同僚がいたく大瀧詠一のファンで、小生も送ればせながら、彼のあふれるまでの才能を今、感じいってゐます。