やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

朝いち…

2015-04-29 | やまがた抄


昨日トウモロコシの種を蒔き終へ(用心のためにポットに蒔いてゐるものと併せて都合50本ほどのスウィート・コーンになる予定ー。そんなに作って、路上で焼きトウモロコシを売るのか!? と笑はれてゐますがー)、あとは5月の下旬にオクラと黒豆を蒔くと種蒔きは終了です。やっと、ひと段落ー。

といふ訳でもないのですが、家人が”今年は春が早いので、タラノメを取りにゆかう!”と云ひだし、小生は昼から仕事なのですが、朝6時に出掛け、3時間ほど山で物色ー。

流石にまだすこし早かったやうですが、手土産なしといふ訳にもゆかず、すこしのタラノメと日陰にあった柔らかさうなフキノタウを採りました。
これで今日の夕食は、山菜天ぷらそばに決定! です。
(それにしても、昨年たくさんタラノメが採れたところは、かなり樹が途中で伐採され、あんなことをしたら翌年の恵みはないのにー。モラルの低下は年々ヒドクなってゐます)


春の楽しみ

2015-04-26 | やまがた抄


最速の速さで櫻が咲き去り、あたりではすでに桜桃の白い花や桃のピンクの花が景色を覆ってゐます。

隣家のハウスの横の2本の桃の樹も満開で,畑仕事のときに隣りの方に声をかけ、写真を取らさせて貰った。

初夏には、いつも数個のおすそ分けをいただく。
いつも、”手入れしてゐないから、美味しくはないけれど…”といはれるけれど、最近のやたらと糖度の高い果実に辟易してゐる小生は、なるほど無骨なそれらの桃がとても好ましいですけれどー。


そんな中、今年も東京の友人から筍が届く。



今年もまた大きなそれである。
初冬の柚子と春の筍は、小生や家人の密かな楽しみになってゐますが、友人によれば、柚子は昨年で終はりで、筍もあるひは、そんな様子である。
諸事情があるやうですが、果てもなく続くものもこの世にはなく、でも生命あふれるこの年の春は楽しみたいものです。





一番!アスパラ!

2015-04-22 | 畑仕事


休みのたびに土を掘り起こし、畝を再整備し、すでにエダマメとキュウリとネギとコマツナの種は蒔きました。

ポットに色々な種も蒔いてはゐますが、畑で成長してゐる姿を見せてゐるのは越冬したタマネギとイチゴだけです。

そんななか、土起こしの傍らで珍しく雑草取りをしてゐた家人が声をあげました。
”お父さん! アスパラ!”

なるほど、畑の隅でアスパラが、”オレ、一番!”とばかりにすっくと立ってゐました。

以前からアスパラが埋まってゐるところではありますが、老母のエリアなので小生は何もしてゐないところです。

あたりを探すと、都合3本の結構太いアスパラが見つかりました。
3本だけではありましたが、今年初めての畑からの恵み、です。


夜櫻

2015-04-18 | やまがた抄
”霞城公園、満開ですってー!”といふ家人の言葉で、夕食を終へて夜櫻を見に行く。

今年は櫻の開花が早く、知人たちと予定してゐた花見行きはすでに一回目がキャンセルになり、再来週の予定には花は終ってしまふ可能性があり、それもあっていそいそと出掛けた。









すこし弱いライトアップがとてもよくて、春の夜に山形城の大手門や満開の櫻が浮かんでゐた。

小生は幾度も来てゐたけれど(以前、お堀の横で花見の宴をしましたが、山形の四月中旬はまだ寒く、とてもぢぁないが酒に酔へないといふ参列者の声で再開することはありませんでした)、家人は初めてだとのことで、感心しきりー。

繰り出した大勢の人たちの中で、映画『超高速!参勤交代』のラスト・シーンで使はれた大手門の中に入ったり、以前に較べてすっかり整備され、花の咲き具合もとてもよくなってゐた満開の堤の上をノンビリと歩いて来ました。




忙春

2015-04-13 | やまがた抄


老母が畑から春の色を持ってきた。
ザックリと入れてゐたけれど、彩りはとても綺麗だった。

最近は、月ごとのやうにボケが進んできてゐる気もするけれど、娘に先立たれ、愛犬に死なれ、なすすべなく老いを加速させてしまひました。
打つ手はあったやうな気もするけれど、もはや手遅れかー。
来週に包括センターの相談員とよっくと話してみるつもりでゐます。

そして、忙しい春が始まってゐます。
懸念はしてゐましたが、仕事も兼務のシフトがやはり大変で、どこまでもつやらー。

畑仕事も始まってゐるので、仕事と天気の合間をぬって、忙しい限りです。

豆専用に新たに土を掘り起こし、



やっとジャガイモを植ゑました。
種芋の数が結構多くて、今年はこの三倍の面積になってしまひました。





始動!

2015-04-04 | やまがた抄
すっかり暖かくなって、仙台でも櫻の開花の話が聞こへてきて、やっとこさ、畑仕事を始動させました。

朝7時、畑にでると、すでに隣家の畑はすっかり土起こしは終ってゐて、”ことしも一年、ご指導宜しくです”と挨拶を済ませ、豆用とジャガイモ用の場所の土を起こし(隣家は小型の耕運機ですが、小生はクワ1本…!)、玉ねぎ畑の雑草をとり、肥料をまく。

ほっこり出てきた何かの虫の幼虫が”まだ、早いけれどー”と身じろぎもしない。



今年は、無謀にも、ナスも種からつくる予定で、ナスやキャベツやレタスの育苗箱を作り、日向におく。

そんななか、”なんかしてゐるなあー”と、早くも飛来したツバメが上から目線で小生のあがく姿を見てゐる。
小屋の下見もしたらしく、今年は来てもらいたいものだ、と扉を開放させておくことにした。