羊羹を頂く

十印の塩小倉の羊羹を頂く。

久しぶりに口にしましたが、やはり、絶妙な甘さ、口当たり、です。
県南部、川西町の老舗の和菓子屋さんの逸品です。

以前、仕事で大変お世話になった家の本家にあたるお店で、時折買ってゐましたが、久しぶりに口にして、その由緒ある家柄の穏やかな様子が思ひ起こされます。

十印さんの紹介ＨＰは、こちら、です。

桜桃、頂く2

週末の国道が妙に混んでゐるな、と思ってゐたら、さくらんぼ狩りのピークだったのかもしれません。なるほど、県外ナンバーのバスや車が多かった、です。

我が家にも、連日、桜桃が届きます。

嬉しい限りですが、さう一時に食べられませんので、桜桃の梅干をはじめてつくることにしました。
どんな味になるか、不安ですがー。

桜桃、頂く

この季節になると、近所や親戚から、桜桃を頂く。

勿論、傷や色付きの悪い、いはゆるＢ品ですが、ざる一杯が届く。
ありがたく、ご馳走になる。

春先の天候不順か、甘さがすこし弱いが、それでも以前の佐藤錦から較べれば、数段甘くなってゐます。
最近の糖度合戦にやや閉口気味の小生には、甘露、です。

新じゃが

料理に使ひたいので、じゃがいもをひと株掘り出した。

昨年の残りはまだ少しあるけれど、流石に鮮度はなく、じゃがいもの形をとどめてゐるのみ。

洗った姿が余りにもきれいなので、携帯で一枚撮る。

蒸ししゃぶの下にいれて他の野菜と一緒に食したのですが、その弾力と甘みに感激ー。

写真

訃報を受けて、慌しく出立の準備をしてゐる時に、義弟から電話がきた。

遺影に飾れるやうな写真がないので、探してほしい、とのこと。
急いで２台のＰＣの中身を調べ、なんとか２年前の娘の結婚式のスナップからトリミングした。

温泉嫌ひで写真嫌ひだった妹は、山形へ遊びにきても、物産館を巡る程度で、なるほど、写真を一緒にとった記憶もなかった。


義弟の、残ってゐる写真が少ない、との嘆きに、戻ってから有らん限りの写真をディスクに落として送る、と約束してきた。

アルバムのなかの、まったく、悲しいほどに少ない写真をスキャンし、ディスクに収めた。
勿論、白黒の少女時代のものもあった。

ひとときの幸福な時間と、長く辛い時間が一瞬にしてよみがへり、涙が止まらない。

妹…、よ

山梨へ行ってゐました。
妹の弔ひ、でした。

昨年の手術以来、状況は一進一退でしたが、たった！一日で急変し、帰らぬ人になりました。まだ、５０代の半ばー。無念、です。

義弟は、もっと色々なすべがあったのでは、と後悔し、
小生は、末期に間に合はなかった己の調整を後悔し、
老いた母は、痛い足を引きずってでももっと早く再見舞ひをすれば、と後悔し、
本当に、
人は、色々な大きさの後悔といふ文字を身体に貼りながら生きて、生きながらへてゆくのか！　と、辛い思ひになる。


さくらんぼが食べたい、といふメールをもらっておきながら、今年は天候不順で少し遅れてゐるから、もう少ししてからー、と届けられなかった桜桃は、結局、死の床の枕元に置かれ、妹の口に入ることはありませんでした。


ともに、辛い青年期を過ごしながら、愚かな兄は、妹に兄らしいことを何ひとつしてあげられず、…

蔵王、初夏ー。

暑い日になりましたので、蔵王に涼を求めに上ってきました。

丁度、ペンション村のオープンガーデン、が開催してゐましたので、覗いてきました。

モンタナクレマチスが丁度見頃で、かなりの見学の方の多さでした。

ただ、まあ、以前の素朴なイヴェントに比べると、参加ペンションのランチ合戦のやうな趣きになってゐて、その割りに肝心なガーデンの方は手入れがいまいちのところもあって、少々興醒め、でした。

いつも珈琲をのむ、非参加のペンションのテラスの方が落ち着いてゐたりしてー。



















口直しのやうに、沼の近くを散策。
何もないけれど、山緑水明、の景色に、小さく満足する。

北面白山

休みと好天が重なって、やっと今年初めての山行き、です。

山寺の先にある北面白山へ行きました。








のんびりと山道を行くと、水場に出会ひ、ここから、花々に励まされながら急な登りです。











鞍部でひと休みすると、頂上へむかって直登です。





狭い北面白山の頂上部。
３６０度の展望ながら、日差しが強くて、昼飯はすこし下ってさがすことにー。





途中で出会った笹竹群ですっかり竹の子取りに没頭し、道端で昼飯。
ブナ林の中、新緑からの木漏れ日の元でした。










収穫の竹の子。
ずゐぶんと久しぶりに、新鮮な細竹の竹の子が食べられる！！



帰りの疲れ取りの温泉は、天童市に敬意をはらって、ゆぴあ、へー。
建物が好きではないのですが、熱めの露天風呂で元気回復、です。

マリアと芍薬と温泉

休日なので、義父のパソコン活用状況を見ながら、南陽市へ向かひました。

義父は、まだパソコンと遊んでゐる程度ですが、”ＤＶＤの映画のコピーを作りたい…”との希望を聞いたときには、その好奇心にたまげてしまひました。
スペックが不十分だよ、と云ったら、最新のＰＣを買ふかー、といって義母と大騒ぎになってー。


南陽市にある、諏訪神社の芍薬を見にゆきました。
何故かこの小さな神社には、マリア観音があって（鄙びた里で、隠れキリシタンの時代があったのでせう）、幾度か訪れてゐますが、芍薬の花の時に行ったのは初めてです。

境内とそれに続く畑に芍薬の花が繚乱で、初めてみる様々な種類に驚きです。






















そして、温泉は、ハイジアパーク南陽まで足を伸ばしー。

以前は一日２，０００円位のスパでしたが、経営破たんして、思ひ切って３００円！にしたといふ大英断の温泉施設、です。
当然、色々な風呂があって、短時間ではもったいないほどです。

秋になったら、一日（３００円で！）過ごしてみませう。

一寸、満足…

初夏の庭が、結構よい具合に、”乱雑”に混み合ってきた。

確か、買ひ求めたのはわずかで、戴き物や鳥の土産品が多いやうな気もするがー。

すこし、満足、です。

それでも、かたくななアヅマシャクナゲは、いっかうに花芽をつける気配もなく、ふん！　と横を向いて、今年も葉のみです。