やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

DR放送交響楽団

2013-01-14 | オーケストラ巡り
動画サイトでいつも気にしてゐるサイトがあります。
デンマーク在住の方が、デンマーク放送交響楽団の演奏の模様を流してゐます。

確かー、このオーケストラのCDは一枚あった気がしますが、前後二段になってしまってゐるCD棚の、ずっと奥になってゐて取り出すことも難しい状態です(ニールセン、か何かの演奏だったー、はずー)。

有難いことに、そのサイトで色々な演奏を聴いてゐますが、とても好ましい演奏です。
素敵なホールで(本拠地なのでせうー)、独特のカメラアングルで演奏を披露してゐますが、現在(閉鎖されないかぎりー)、三つのレクヰエムを聴くことができます。
フォーレとモーツァルトとブラームスのそれです。

デンマークー、一寸調べましたら、人口550万ほど、首都のコペンハーゲンの人口も100万人に満たない、小さな国です。

でも、演奏されてゐる姿をみると、なにか、とても豊かなものを感じます。

(むかし、オーストラリアからきてゐた英語の教師に無理を云って、友人達とプライベートで英会話を習ったことがあります。とてもシンプルなレッスン方針で、一時間半ほどのレッスンの時間は日本語を一切禁止で、一年ほどの時間で、勿論会話ができるほどに上達したわけでもありませんが、でもお陰で、何か度胸だけは付いたやうな記憶があります。そして、その先生が云ってゐた話が、日本の東京の姿は、勿論便利だらうけれど、とてもクレイジーな街だ、といふ話です。仙台あたりの規模が丁度よい、と云ってゐました。小生は、仙台の街は嫌ひですがー)

それぞれのレクヰエムの演奏も、たゆたふやうなカメラアングルの先から、音楽を愛してゐる人びとの姿が浮かんできます。


�・ Gabriel Faur�・ - Requiem (1887-90) - Danmarks Radio Symfoniorkestret - Ivor Bolton




Mozart Requiem in D-minor KV 626 - Danmarks Radio Symfoniorkestret - Manfred Honeck




Brahms - Ein Deutsches Requiem 1869 - DR SymfoniOrkestret - Herbert Blomstedt �・







スロヴェニアの…

2012-07-16 | オーケストラ巡り
スロヴェニアのオーケストラから、スロヴェニア・フィルハーモニーによるチャイコフスキーの交響曲5番と、ベートーヴェンの9番。
そして、同じくスロヴェニアのユース・オーケストラで、リムスキー・コルサコフの《シェヘラザード》と、ラデッツキ行進曲、を聴く。

スロヴェニア・フィルは、かつてクライバーも指揮したこともあるといふ伝説をもってゐるらしいのですが、今回聴いたチャイコフスキーの5番や、ベートーヴェンの9番では、それほどレヴェルの高いやうには見受けられず、実際にも、精一杯といふ感じの演奏です。

ただ、野外で公演された第9の始まりは、とても面白いので、一部を載せてみました。

George Pehlivanian conducts Beethoven's Symphony N. 9 - 1st Mov. Part 1



ユース・オーケストラの演奏は結構見つけられまして、どれも一所懸命の姿がとても好ましいです。
特に、数年前のコンサートのラストでの《ラデッツキ行進曲》の演奏は、有名なニュー・イヤー・コンサートのやうに演奏してゐますが、片やヴィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートは今や全世界に衛星放送され、黄金のホールでの煌びやかな演奏を世界に誇りますが、スロヴェニアの若者たちの《ラデッツキ》も、聴衆の、まったく暖かい見守りと大きな手拍子と拍手に支へられて、どっこい、決して世界一のヴィーン・フィルにも劣らない、見事な”音楽”を奏でてゐます。

Strauss - Radetzky Marsch with Gimnazija Kranj Symphony Orchestra



スロヴェニア、って? 

 ・観光局