やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

久しぶりに…

2013-11-28 | やまがた抄


数日前、久しぶりに、山形で食べて飲んで歌って、きました。

お誘ひはあるのですが、不規則な小生の仕事シフトのせゐで中々調整できず、仲間に迷惑をかけてゐましたが、今回は小生の都合のよい日に集まる、といふことで、でも結果はほとんどいつものメンバーでしたがー。

魚が美味しい店で、(いつも揚がった魚を席に持ってきてどれを調理しますかと確認してから出されるので、新鮮で美味しいー!)三時間ほどグタグタと四方山話しで花を咲かせ、今回はメンバーのひとりの同級生が経営してゐる店に、ほとんど強引に値段交渉をして乗り込み、一時過ぎまでカラオケ三昧ー。

この次は、正月の餅つきで! と別れましたが、さう、あとひと月ほどで、早や大晦日ー!


蕪を漬ける

2013-11-19 | やまがた抄


道の駅で袋に入った美味しさうな蕪を買ったら、刻んだだけのものでした。
早く食べたいので付いてゐたレシピにそって漬け込みました。

尾花沢特産の、長い赤蕪、です。
以前は、11月の中旬から下旬にかけて、毎年、降り始めた霙や雪の中を買ひに行きましたが、最近は行くこともなくなってゐました。

知り合ひになった露店の農家の方に種を貰って撒いたこともありましたが、その農家の方の”育たねえよー!”といふ自信たっぷりの言葉通り、土が違ふのでせう、まるでダメでした。

レシピといっても、塩水に一晩つけて、翌日砂糖と酢に漬け込むだけのことです。
数日で、歯ごたへのある美味しい蕪漬けになります。

知り合ひに貰った天然ナメコを味噌汁にして、初冬の美味しいものばかり、です。





冬隣り

2013-11-12 | やまがた抄


天気予想通りに、初雪が降りました。

市内では霙程度でしたが、郊外の山はうっすらと雪景色になりました。

又、冬隣りの季節です。

まあ、いつも11月の中旬には、冬の挨拶のやうにひと降りあるのですから、まだタイヤの交換も、庭の冬支度もしてはゐません。

春隣りの季節も好きですが、自然が仮死状態に入ってゆくこの季節が、何故か、妙に好きです。


流石です

2013-11-11 | 音楽を
ヘルヴェッヘのマタイ受難曲を聴き、またYoutubeでマタイの全曲演奏を見てから、すっかりこの指揮者のファンになってゐます。

きっとこの、小うるさく神経質な(よくは知りませんけれど、外見的にはー)指揮者の、けれどもそれゆゑに紡ぎだされる精緻な音楽は、やはり仕事もさうですが、プロとしての矜持に満ちてゐます。

そのヘルヴェッヘが、今年!にフランクフルトのオーケストラとブラームスを演奏した動画が流れてゐました。

鬼才らしいプログラムで大いに驚き(前半は合唱曲を奏し、後半は交響曲の3番、といふプログラム!)、でもすっかり感激しました。

特に前半、手塩にかけてゐるコレギウム・ヴォカーレの合唱力はウムを云はさず素晴らしいもので、一寸地味なブラームスの合唱曲を、まう一度磨きこんだら、こんなに素晴らしい洗練された曲になりました! といふ見本のやうな演奏です。

後半の3番の交響曲は、このプログラムでは3番以外はあり得ない(五十歩譲って2番ー)と思ふ演奏で、左程彼らしさが出てゐるものでもありませんが、素敵な演奏です。


Brahms: Schicksalslied ? hr-Sinfonieorchester ? Collegium Vocale Gent ? Philipp Herreweghe


Brahms: Gesang der Parzen ? hr-Sinfonieorchester ? Collegium Vocale Gent ? Philippe Herreweghe


Brahms: Alt-Rhapsodie ? hr-Sinfonieorchester ? Ann Hallenberg ? Philippe Herreweghe


Brahms: Begr�・bnisgesang ? hr-Sinfonieorchester ? Collegium Vocale Gent ? Philippe Herreweghe


Brahms: 3. Sinfonie ? hr-Sinfonieorchester ? Philippe Herreweghe












Earth, Wind & Fire

2013-11-09 | 音楽を
昔からEarth, Wind & Fireは大好きで、今になってもしょっちゅう聴いてゐる。

ただ、アルバムが『千年伝説』あたりから往来のパワーがなくなり、考へすぎたやうな音楽になっていって、やがて今は、結構つまらないダンス・ミュージクの集団になってしまってゐるやうなー。

ですから、いまでも聴いてゐるのはヒット曲連発の頃の、パワフル!パワフル!、能天気!能天気!の連続のやうな作品です。

Earth, Wind & Fire - Fantasy


いまさら見ると、いかにも時代かかった衣裳や構成ですが、楽曲のよさと、アレンジのよさで、彼らのとてもよい意味での”ばかさ加減”に決して飽きることはありません。


秋の頂き物

2013-11-07 | やまがた抄


親戚や知人から、時を同じくして色々な果実を頂いた。

林檎に、柿に、ラ・フランスー。

小生は林檎は一年に一度くらゐしか食べない林檎嫌ひですが、他は少しずつ美味しく頂いてゐる。

庭の花もほとんどなくなり、こんな頂き物も無くなってくると、はや雪の季節です。





時雨の前に…

2013-11-06 | やまがた抄
天気予報で、来週には朝の気温が一度近くになり、雪も混じるかもしれない、と云ってゐた。
雪の季節前の、時雨の時期です。

朝から素晴らし蒼空が広がってゐたので、この秋最后の晴天かもしれないと、老母を連れ出して蔵王へ遅い紅葉を見に行きました。





連休後の蔵王は平日とあってか閑散としてをり、紅葉もピークは過ぎてゐて、でも気に入りの沼辺でコンビニで買ってきた弁当を老母と一緒に食べる。

幾度も来てゐるのに、老母は”初めて来た…”と、相も変はらず素っ頓狂な会話を続け、以前盛んに遊んだテニスコートは運営ホテルの倒産で朽ち果てようとしてゐて、すっかり時間だけが流れてしまったことを感じる。





タオルを持ってこなかったので温泉は諦め、足湯で我慢をして、休日の半日を終へる。




霜月

2013-11-02 | やまがた抄
すっかり時間に追はれて、気がつけば、霜月ー。

用事で出掛けた市街にも、はや、紅葉が訪れてゐました。



月に数回ゆく老母の医院の前に、近隣の方が丹精して作った菊の花が秋の朝日に映えてゐました。



大震災のあと、寿命とはいへ、愛犬が死んで二年近くー。
ぽっかりと穴の空いたやうな老母の具合は劣化してゆくばかり。

ヒアリングに来た市役所の担当者は”よくあるパターンです”といってゐましたが、元気に通ってゐるデイ・サーヴィス以外は、驚くほど日常生活にもその深刻さが増してきた。

これから、雪こもりの季節にはいり、心配は山ほどあるのですが、老いてゆくこととはこんなものか、と自然体で向かってゆきたい、と思ふ。